第8話「愚者―ベル・クラネル―」あらすじ
ディックスに惑わされて、地上に出てしまったウィーネと、彼女を追ってきたベル。彼らの前には、ウィーネをオラリオの脅威と判断した、アイズを始めとする【ロキ・ファミリア】の姿が……
都市最強の冒険者たちを前に、ベルが選択した行動は……ウィーネを庇い彼らの前に立ちはだかることだった……ベルを援護するため、フェルズが、リドが、グロスやレイも動くが『都市最強』の壁は遥かに高く立ち塞がる―――
感想「ウィーネ死亡!?フェルズの奇跡によって蘇る!」
8話豆知識②
ついにその全貌を現した漆黒のミノタウロス――アステリオス。『雄叫び』だけで冒険者たちを強制停止にするその力は、圧倒的規格外。4話でリドが言っていた深層で武者修行している新入りというのが彼だったのです。 #danmachi pic.twitter.com/VWPrz9mj8P— ダンまちシリーズ アニメ公式@3期放送・配信中! (@danmachi_anime) November 20, 2020
最強冒険者たちとベル
ウィーネを庇いロキ・ファミリアと相対することになったベルですが、やっぱり最強冒険者たちとベルの戦いが見たかったですね。
冒険者の獲物の横取りは厳禁というルールがオラリオの都市で適用するのかという話でやや曖昧となってしまいました。
フィンが子供の話に付き合っていられないと言って直ぐに行動に移りましたが、フィンの直感でモンスターたちを生け捕りにすることになり、戦いとは違う展開に……
とはいっても狙われる側のゼノスやベルにとっては十分脅威ですけど。
オラリオ最強の冒険者たちなのですが、イマイチ本領が発揮されなかったかなと8話を観て思ってしまいました。
なるべく街の被害を押さえようと力を制御していたのかもしれないですね。
あっけない最後
イケロス・ファミリアのディックスとグランの末路はあっけないものでした。
ディックスはゼノスたちにやられ満身創痍なところで加勢にやってきた黒いミノタウロスに襲われ、グランはウィーネに止めを刺したもののグロスに上からプチっとやられてしまいました。
物語の構図としてはゼノスを挟んでヘスティア・ファミリアとイケロス・ファミリアとで争っていたのですが、結果としてイケロス・ファミリアの面々は途中退場してしまいました。
モンスターの密売を行っていたイケロス・ファミリアが壊滅してしまったので、ベルのとった行動の本当の意味をイケロス・ファミリアに被せることができなくなってしまいましたしね。
ヘルメスが8話の作中で言っていたようにベルの立場がかなり危ないです。
今後どのようにベルは扱わるのかが気になります。
仲間たちは傍観者
8話でヘスティア・ファミリアの仲間たちがゼノスが地上に現れた現場に居合わせながらも、傍観者となっていたのが少し残念です。
気持ちとしては機転をきかせてベルに加勢して欲しかったところ。
しかしオラリオでモンスターが暴れているという観点からは、ファミリアとして事件に関わらず、ベルだけが利己的な行動をとったという結果が残ったので、その後のヘスティア・ファミリアの立場は危うくはならなさそうです。
リーダーのベルになんらかのペナルティは課せられると思いますが、ファミリアごと追放なんて措置はとられないと思います。
そういう意味では仲間たちが加勢しなかったのは英断だったのかもしれません。
ウィーネの死亡と蘇生
8話ではウィーネが一度死亡し、蘇生するという感動的な展開が描かれました。
と言ってもアニメで視聴している分にはウィーネにそこまで思い入れがなく、感動を演出しているんだろうなくらいに思っていましたが……。
やはりリリの場合のようにかなり長い間仲間として行動を共にしないと厳しいですよね。
原作小説では結構なボリュームで描かれていたので、感動はしませんが救われた感じは味わえましたが、アニメではどうしてもテンポの問題で、展開が急すぎた印象を受けてしまいます。
第8話の感想は以上です。