この記事ではゴールデンカムイの感想や考察について書かせていただいております。あらすじはネタバレしておりますので、動画配信サイトなどで視聴後にお読みいただくことをおすすめ致します。
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それではゴールデンカムイのあらすじや感想や考察をさせていただきましたのでよろしくお願いいたします。
第14話「まがいもの」あらすじ
試行錯誤の末、江渡貝は刺青人皮の偽物を6枚完成させた。
だがそのとき、土方の一味に加わった尾形が、鶴見中尉の企みを暴くために工房を襲撃。
江渡貝は刺青人皮とその偽物を持って逃げ出し、尾形を迎え撃った月島軍曹もすぐに彼の捜索に向かう。
さらに杉元と白石までが姿を見せたため、尾形は二人に月島軍曹の邪魔をさせようと画策。
杉元と白石、月島軍曹、尾形が各々の思惑で動く中、江渡貝と彼が持つ刺青人皮の行方は……!?
炭鉱施設内で尾形に見つかり、銃を向けられる江渡貝。
そこにトロッコに乗った月島軍曹が助けに入り、二人はそのまま坑道内へと逃げ込む。
杉元と白石、尾形もトロッコに乗り込んで追跡するが、そのさなかに大規模なガス突出が発生ッ!
坑道にガスが充満し、瓦礫の下敷きになった江渡貝は月島軍曹に刺青人皮を託して息絶える。
牛山に救出された杉元たちだったが、安堵したのも束の間、工房で真偽不明の刺青人皮を手にした土方と遭遇。
彼らと手を組むか殺し合うかの選択を迫られる。
一方、月島軍曹から刺青人皮と5枚の偽物を受け取った鶴見中尉は、江渡貝が遺した「鉄」という言葉から、偽物と本物を判別する方法があることに気づく。
感想「江渡貝くんが忘れ物?それとも月山が隠蔽?」
鶴見の人形を作成してしまった江渡貝
第2期始まってすぐに濃いキャラクター性をもつ江渡貝弥作が登場し、第14話でも開始早々に個性的な服を着た江渡貝から始まりました。
4足歩行になっているだなんて…。扉を閉める音や臭い等、江渡貝くんという人物はなかなか几帳面なところがあるようで、その几帳面さがこだわりのある剥製の作成法に繋がっているのかもしれないですね。
そんな江渡貝節も長くは続かず尾形百之助の乱入により江渡貝くんの逃走劇がはじまります。
ここで疑問に思ったことが、土方陣営は第13話の時点では拠点である小樽に全員がいたのですがいきなり夕張に来ているなんてどうやって移動したのかなと?
杉元佐一率いる杉元陣営は長沼から夕張に移動する間に小樽から夕張にまで移動してきたなんて土方陣営には何か集団で速く移動できる方法があるのでしょうか?
尾形の「月島は長風呂だからしばらく戻ってこない」という予想に反して月島さんは財布を忘れ鶴見の襲撃を阻止することに成功し江渡貝くんを探すことになります。
月島さんが銃剣術で尾形を退けていたところは意外でした。
尾形が飛びぬけて強いという設定ではないのですね。尾形は射撃においては右に出る者がいないというキャラクターのようです。
白熊の剥製を着ぐるみのように被って逃げている江渡貝くんは絵になりますね(笑)
バックも特注の物のようで顔がついていましたし。
剥製って着れるものなのか?
剥製の中身は主に針金などでできた疑似的な骨格でできています。
骨等は貴重な為抜き取り別の形で保管したり利用するようです。
骨格標本とかもありますしね。
ですので一応江渡貝くんの作り方次第ですが着れるように作ってあれば作中の江渡貝くんのように着ぐるみのように使用することも可能なのだと思います。
杉元陣営も交えた偽物人皮争奪戦へ
江渡貝を追う事になった杉元佐一と白石由竹
街で月山の姿を見た杉元佐一と白石由竹の二人が月山の後をつけ、また尾形に脅された白石によって杉元佐一も偽物人皮を持った江渡貝を追うことになりました。
まさかのトロッコレースが展開しましたが、江渡貝くんはすっかり鶴見中尉に依存しているようです。
走るトロッコの上で射撃の腕前を見せる尾形百之助
尾形の射撃によってレールのコースを変えるという離れ技には流石だなと思いましたが、そんなカーチェイスならぬトロッコレースもダイナマイトの発破に巻き込まれ終わりを迎えてしまいます。
また鉱山で発生したガスが誘爆を起こし炭鉱内は更にガスに満たされた絶体絶命な状況へ変化してしまいました。
逃走劇から今度は脱出劇へ切り替わるなんて展開が早くておもしろいです。
鉱山からの脱出
江渡貝くんは鉱山の崩落に巻き込まれてしまった為、月山に偽物人皮を託し月山だけがなんとか脱出。
尾形は炭鉱夫の誘導により通風孔から脱出。
久しぶりに『不死身の杉元』を発揮した杉元佐一は白石を背負い脱出を試みますがあと一歩のところで届かず、もうだめかと思ったところでまさかの牛山辰馬が乱入し救出されます。
「俺は不死身の杉元だ」という杉元佐一のセリフからあれは一種の自己暗示のようなものなのかなと思いました。
最後の晩餐
家永が出したなんこ鍋の説明を聞き吹き出すキロランケ
遂に直接顔を合わせることになった土方陣営と杉元陣営。
一触即発の空気を読まないアシㇼパのお腹の音によって偽物人皮に関する情報を共有し一緒に食事をすることになってしまいました。
わざわざ剥製まで入れて最後の晩餐をオマージュしてくるとはシリアスとコメディがくるくると回転するように交代し笑いが絶えません。
月島の期間
偽物の刺青人皮を手に入れた鶴見中尉
小樽の鶴見の元に帰ってきた月島は江渡貝の伝言である「鉄」という言葉を鶴見に伝えます。
江渡貝くんの作った偽物人皮の判別方法は水に染み出たタンニンが鉄に反応し黒く模様が浮き出るということのようです。
伝言を伝え直ぐに鶴見の指示によりすぐに退出した月山でしたが彼は雨に濡れ身体から水が滴っていました。
偽物の判別方法に月山も気づいてしまったのではないでしょうか?
そして鶴見の「彼の命と引き換えた偽物の刺青人皮5枚。決して無駄には使うまい」というセリフでしたが持ち出した偽物人皮は全部で6枚。
江渡貝の家で土方歳三が発見した刺青人皮は本物か偽物か。
それとも月山が1枚くすねているのでしょうか?
Topics
ゴールデンカムイ今回の狩猟料理はなんこ鍋になります。
作中では夕張を含む空知地方の郷土料理で腸を味噌で煮込んだいわゆるモツ煮のことと家永が説明してくれました。馬肉を味噌で煮込んだ桜鍋の一種。キロランケが吹きだしていたのは馬が好きだからでしょうか?
江渡貝弥作の元ネタ
エド・ゲインという人物が元となったとされている。
エド・ゲインは1900年代にアメリカで母親の歪んだ教育によって家族を亡くし作中での江渡貝のようにカニバリズムや解剖に執着し墓を荒らし、人の部品を使って様々な物を作成していた。
各陣営の状況
現在地
- 杉元陣営:夕張
- 鶴見陣営:小樽
- 土方陣営:夕張
刺青所有状況
- 杉元陣営:5
- 鶴見陣営:2+偽物5
- 土方陣営:6
未発見の刺青人皮
13/24
第14話の感想は以上です。