この記事ではゴールデンカムイの感想や考察について書かせていただいております。あらすじはネタバレしておりますので、動画配信サイトなどで視聴後にお読みいただくことをおすすめ致します。
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となっております。15巻に関しましては、再販されておらず中古を探すことになります。
それではゴールデンカムイのあらすじや感想や考察をさせていただきましたのでよろしくお願いいたします。
第15話「昔の話をしよう」あらすじ
夕張に留まり、江渡貝の工房で刺青人皮の偽物を見分けるための手がかりを探す土方たち。
そこに突然火炎瓶が投げ込まれ、建物内に火の手が上がる。鶴見中尉に証拠隠滅を命じられた第七師団の兵士が、工房を包囲して攻撃を仕掛けてきたのだ。
これに応戦する土方と尾形だが、徐々に追い詰められ、ついに中への侵入を許してしまう。
第七師団の兵士たちが攻勢をかける中、二階堂が土方に、さらに兵士のひとりが尾形に襲いかかるッ!
窮地に立たされた土方と尾形を救ったのは、月島軍曹の遺体捜索から戻ってきた杉元だった。
牛山が鉄格子を外した窓を抜け、工房から脱出する土方たち。
だが、刺青人皮の偽物を見分ける方法がわからないままでは、金塊の隠し場所をのっぺら坊から直接聞き出すしかない。
杉元と土方の利害がひとまずの一致を見たことで、両者は芦別での合流を約束し、二手に分かれて逃げることを選択。
道中、二組はそれぞれしばしの安息を手にし、永倉は土方と再会した日のことを述懐するのだった。
後日、杉元たちより先に土方たちが芦別に到着するも、杉元に裏切っていたことがバレるのを恐れた白石が逃亡。そのさなかに第七師団に見つかってしまう……。
感想「若き日の土方歳三と永倉新八がかっこいい!」
第七師団を迎え撃つ準備をする土方歳三
月島の行方
夕張の炭鉱現場で月島の安否を確認する杉元陣営と土方陣営。
偽物の刺青人皮という共通の目的とお互いが邪魔をしないという利害の一致から一時的に両陣営は休戦状態となっています。
偽物を見分ける方法を探る為に江渡貝弥作の家探しをしていた土方歳三と尾形百之助、そして家永の3人は第七師団から妨害を受け家に火をつかられてしまいます。
脱出よりも第七師団の迎撃を優先するあたりが戦い慣れているなといった印象です。
その点で家永は戦闘での状況判断や戦力として劣るのかなと思いました。
第七師団を率いていた二階堂浩平が被り物のせいでヤバイ奴に拍車がかかっているような気がしますね。
二階堂の「離れろ!ひさしから出るな。撃たれるぞ」というセリフは「え?どっち」と思ってしまいました。
撃たれてしまった第七師団の兵士もとっさに命令を聞いたのか判断ミスなのか。
「しまったミスを犯したと」いう気持ちだったのか、「どっち?」と思っていたのか想像するとおかしい気持ちになってしまいます。
正面の扉から突入するやいなや土方歳三の斬撃を二階堂が食らうのかと思いきやタックルによって回避したシーンでは土方歳三が歳老いていたとはいえ、二階堂も相当できるのだなと思いました。
土方歳三と組み合う二階堂浩平
被りもののせいでラグビーのワンシーンに見えてしまったのは私だけではないのではないでしょうか。
この襲撃戦でもやはり尾形は近接戦闘が苦手なんだなとまた思わされてしまいました。
杉元佐一達の増援により尾形も助かり、組み合いになっていた土方も相手である二階堂の気が杉元佐一のほうへ逸れたため反撃へ打って出ました。
それにしても土方歳三おそるべし。
土方の一閃を二階堂は良く避けたなとも思いました。
狩猟
牛山辰馬と尾形百之助は杉元佐一達と行動を共にする
江渡貝の家から二手に分かれて移動をすることにした杉元佐一達。
道中でトゥレプタチリ(ヤマシギ)を見つけてそれを狩り、料理を作って食べるといういつもの流れがありました。
アシㇼパに注意された尾形がむきになってしまったりと尾形の意外な一面をみることができました。
これまでの振舞いからもっとクールで大人な印象をもっていましたが、口には出しませんが負けず嫌いなところがあるようです。
呼び方は酷いですがアシㇼパは完全に牛山辰馬に懐いていますね。
茨戸
茨戸にやってきた谷垣源次郎とインカㇻマッ
一方アシㇼパ達を捜索している谷垣源次郎とインカㇻマッは茨戸で聞き込みをしていましたが、チカパシが後をついてきており同行することになりました。
チカパシの語る谷垣とインカㇻマッとの設定が面白かったです。
チカパシ「じゃあインカラマッが俺のお姉ちゃん!でもお母ちゃんが違うの。弟をかわいがってておっぱい触っても怒らなくてそんで会ったこともないお父さんを一緒に探しに行く」
チカパシ「そんで谷垣ニシパはお父さんの弟でインカラマッが谷垣ニシパのこと好きだけどインカラマッの本当のお兄ちゃんだって隠してる」
谷垣「チカパシ、複雑だ。もっと簡単にしろ」
チカパシ「そう?じゃあインカラマッは俺のお姉ちゃん。そんでおっぱい触っても全然怒んない。そんで谷垣ニシパは隣に住んでる金〇のでっかい人」
谷垣「チカパシ…他人だそれは」
このやりとりには笑ってしまいました。
それにしてもチカパシは父や母として谷垣達を当てたくない様子ですね。しかも谷垣においては距離があります。
二人
杉元佐一達とは別行動をとっている土方歳三、永倉新八、白石由竹、キロランケ。
夜火を囲み話をしているとふと「月型樺戸集治監」での昔話をすることになりました。
若き日の姿の永倉新八と土方歳三かっこいいですね。
ただ別作品で土方の中の人が土方さんと言っているところが笑えてしまいます。
土方歳三の若い日の姿が少し杉元佐一に似ているなと思いました。
各陣営の動き
白石由竹の見た悪夢
小樽では鶴見が月山達の報告を聞き策略を巡らせ、とある地では土方に見覚えがあるということにひっかかる杉元佐一。
芦別の宿では今後の方針を話し合う土方達とは別に自分が内通者だとバレてしまわないかと白石は怯えはじめ宿から逃げ出したところで第七師団と遭遇してしまいます。
白石の夢で杉元佐一に襲われる演出はどこからどこまでが夢であるのかわからず、白石同様にヒヤッとしました。
あの終わり方に次回のタイトルが『旭川第七師団潜入大作戦!!』となっているのでどう話が繋がるのか気になります。
Topics
ゴールデンカムイ今回の狩猟料理はヤマシギのチタタプを煮込んだオハウでした。
チタタプとオハウは万能ですね。
鍋は便利!
各陣営の状況
現在地
- 杉元陣営:夕張
- 鶴見陣営:小樽
- 土方陣営:芦別
刺青所有状況
- 杉元陣営:5
- 鶴見陣営:2+偽物5
- 土方陣営:6
未発見の刺青人皮
13/24
第15話の感想は以上です。