この記事ではゴールデンカムイの感想や考察について書かせていただいております。あらすじはネタバレしておりますので、動画配信サイトなどで視聴後にお読みいただくことをおすすめ致します。
ゴールデンカムイの動画配信サイトや無料視聴方法は?
ゴールデンカムイは月額定額サイトはFOD独占となっております。
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となっております。15巻に関しましては、再販されておらず中古を探すことになります。
それではゴールデンカムイのあらすじや感想や考察をさせていただきましたのでよろしくお願いいたします。
ゴールデンカムイ第2期8話(20話)「青い眼」あらすじ
釧路の海岸で食料を調達していた杉元たちは、突如バッタの大群に襲われる。
避難した番屋の中でしばらく過ごすことにした男性陣は、その間、ラッコ鍋を食べることに。
ところが、ラッコの肉が煮えるにつれてなぜかムラムラしてきてしまい、しまいにはそこに現れたキロランケも交えて相撲で気分を発散しはじめるのだった。
一方その頃、舟で沖に避難していたアシㇼパは、一緒になったインカㇻマッから衝撃の事実を明かされるッ!
インカㇻマッによれば、アシㇼパの父はすでに殺されており、キロランケこそがその犯人だという。
杉元らと合流後、本人に真相を問い詰めるアシㇼパ。
キロランケはこれを否定するが、インカㇻマッは長沼の競馬場で入手した彼の指紋と、埋蔵金の強奪現場で見つかった遺留品の指紋が一致したことを証拠に挙げる。
すると、今度はそれを聞いた尾形が、彼女と鶴見中尉が通じていることに気づく。
結局、犯人の特定に至る決め手はなく、アシㇼパたちは疑心暗鬼のまま旅を続けることとなった。
時を同じくして網走監獄の内部では、鶴見中尉の命を受けた宇佐美が潜入活動を行っていた。
だが、看守部長の門倉にバレてしまい、早々の退却を余儀なくされる。
感想「ドキッ!ゴールデンカムイ!男だらけの相撲大会」
一行を襲ったのはバッタの群れという自然災害。近くの番屋に避難する。
バッタの群れ
マンボウを狩るアシㇼパ達、その一方で二人でいた谷垣源次郎とインカㇻマッは地元のアイヌのおじいさんに夫婦だと間違えられラッコの肉をもらいます。
最初は縁結びの何かだと思ったのですが、ラッコの肉があんな参事を呼ぶとは思いませんでした。
そんなところへ空を黒く覆うほどのバッタの大群が押し寄せ、杉元佐一達は一時番所に非難します。
ちょいちょい出てくる杉元佐一の乙女口調は面白いですよね。
今回は「やだ~バッタきらーい」でした。
番所に避難したのは偶然にも杉元佐一、白石由竹、尾形百之助そして谷垣源次郎の男衆のみで、はぐれてしまったインカㇻマッは同様に1人で海上で船に乗り避難していたアシㇼパに助けられ難を逃れます。
ヘッドホンをつけて視聴していたので、バッタの音がリアルで鳥肌が立ってしまいました。
番屋内の妙な熱い空気
谷垣の胸板を見て「このマタギ…スケベすぎる…」と頬を染める白石由竹
避難した番所でラッコの肉を鍋にして煮詰めていると杉元佐一は何故か白石由竹のことがいつもより色っぽく見えてきてしまいます。
白石由竹も同様に谷垣源次郎のはだけた厚い胸板を見てスケベすぎると感じており、尾形百之助は「頭がくらくらする」と不調を訴えだし、全員で尾形百之助を介抱することに。
そんなところへダメ押しとばかりに土方歳三達と同行していたはずのキロランケが現れ、番屋内の熱は加速していきます。
女同士の秘密の話
2人きりでインカㇻマッから話を聞くアシㇼパ
一方でアシㇼパは2人だけになった事を好機とし、父親についてインカㇻマッが知っている事を全て話せと言い、インカㇻマッはアシㇼパの父であるウイルクの事を語りはじめるのでした。
ゴールデンカムイの大きな謎の1つであるアシㇼパの父親はのっぺら坊なのか?という疑問の核心に迫るシリアスな話ですが、らっこにやられた男共のせいでなかなか頭に入らず困ってしまいました(笑)
彼女の話でウイルクはポーランド人の父と樺太アイヌの母から生まれ、樺太の地から北海道に渡ってきたことがわかります。
子供の頃に既に占いによって各地を放浪していた彼女はウイルクと知り合ってから共に毎日を過ごしていたとのこと。
北海道アイヌについては私が教えたと語る彼女に対して、アシㇼパは「お前のことなど父から聞いていない」と言い更に北海道アイヌのことは全てアシㇼパの母から教えてもらったとウイルクが言っていた事を告げます。
この事を聞いて涙するインカㇻマッのシーンではもしかして彼女がアシㇼパの母親なのか?と一瞬思ってしまいましたが、涙の意味は違うものでしたね。
想い人から見た自分との想い出の違いから涙を流したのでしょうか。
インカㇻマッはウイルクはのっぺら坊ではないと主張し、彼はキロランケに殺されたと衝撃の事実を告げます。
のらりくらりと事実をはぐらかす態度からインカㇻマッは目的がわからず信用できない人物の1人です。
またキロランケは旅をする中で段々と不審な描写がされ、頼りになる男といった当初の印象から最近では警戒すべき男なのではと思っている人物です。
そんなインカㇻマッがキロランケを裏切り者だというのでした。
どちらを信じていいのか判断ができませんね。
相撲大会
「こんな気持ち…初めてだ!どうやって発散させりゃいいんだ!」と気持ちを持て余す白石由竹
キロランケは自分が釧路まできた経緯を語り杉元佐一達の事を近くのコタンで聞き駆け付けてきたということでした。
インカㇻマッの言っていたこともあり、本当なのかと疑いたくなるところですが、そんなことよりも番屋内の空気は酷く熱く、杉元佐一はとてもいい男に見えていました。
抑えきれなくなってしまった気持ちを持て余す男達でしたが、杉元佐一の「相撲しようぜ」という提案に「なるほど!そうか!」と全員のカットイン演出が入ります。
なるほど相撲とは妙案…そうじゃない!とツッコミたい気持ちですがこのラッコ鍋の下りは笑いが止まりません。
男性声優陣もなんだか楽しそうですね。
一夜明け熱気も冷めた男共は「なんか盛り上がっちまったな」と汗をかき「誰にも言うなよ」と秘密を共有します。
しかし1人番屋に取り残された谷垣源次郎の元へインカㇻマッが現れラッコの肉に伝わる言い伝えを聞かされます。
そして2人は共に一夜を明かすのでした。
真実を知る為にとったアシㇼパの行動
インカㇻマッが鶴見中尉と繋がりがある事に気づき銃を突きつける尾形百之助
キロランケの話を聞かされ1人物思いにふけっていたアシㇼパでしたが、そんな彼女の元へ夜が明け、バッタの群れが去ったことを知った仲間達が集まってきてしまいます。
網走へこのまま向かうとキロランケと再会してしまうと危惧していたインカㇻマッでしたが、集まった仲間達の中にキロランケの姿があり、アシㇼパはキロランケに直接「私の父を殺したのか?」と問いかけます。
アシㇼパの言葉にキロランケが弁明する前にインカㇻマッが指紋を証拠として突き付けますが、インカㇻマッの発言から尾形百之助が鶴見中尉と内通しているという事に気がつきます。
尾形百之助の話によると遺留品は全て鶴見中尉が回収し、指紋の記録を持っているのは彼だけだといいます。
「谷垣源次郎~?色仕掛けで丸め込まれたか?」という尾形百之助のセリフは言い方がとてもハマっていましたね。尾形百之助のCVを務める津田健次郎さんの演技がお見事といったシーンでした。
3人の主張が絡み合い全員が疑心暗鬼になってしまいましたが、杉元佐一は「のっぺら坊がアシㇼパさんの親父なのか会えば全部はっきりする。網走監獄へ行くのは最初から変わらねぇ」と方針を口にするのでした。
新キャラ宇佐美の登場
網走監獄の門倉看守部長に新人としてついて回る宇佐美
小樽の本拠地で谷垣の送った電報から杉元達の状況を知った鶴見中尉は「そろそろ我々も網走に向かおうか」といよいよ出陣する姿勢をみせます。
鶴見中尉へは情報は筒抜けのようでしたが、その情報源は今回疑いをかけられたインカㇻマッでもキロランケでもなく谷垣の送った電報によるものでした。
まだどちらが黒なのかはわからないという事ですね。焦らしてくれます。
網走監獄にはのっぺら坊の様子を探る為新キャラクターの宇佐美が調査を試みますが、企みが早い段階で門倉看守部長によって看破され任務を完璧に遂行することなく宇佐美は網走監獄を追われてしまいます。
また濃いキャラクターがでてきましたが、鯉登少尉等と同様に鶴見中尉に心酔しているような描写があり忠誠は固いようですね。
ラッコ鍋とは
インカラマッによるとらっこの肉には食べると欲情すると信じられているとのこと。その効果はらっこがつがいを片方失うと行き場のない欲情で死んでしまうほどだと語られています。
各陣営の状況
現在地
杉元陣営:釧路 鶴見陣営:小樽 土方陣営:? |
刺青所有状況
杉元陣営:6 鶴見陣営:4+偽物5 土方陣営:7 |
未発見の刺青人皮
12/24 |
20話の感想は以上です。