この記事ではリゼロこと『Re:ゼロから始まる異世界生活』第2期の第26話のあらすじや感想・考察について書かせていただいております。
魔女教大罪司教「強欲」担当レグルス・コルニアスについてはこちらに書かせていただいております。

5章のネタバレはこちらになります。

魔女教大罪司教ライ・バテンカイトスについてはこちらに書かせていただいております。
レムは復活するのか?についてはこちらに書かせていただいております。

ガーフィールとフレデリカについてはこちらに書かせていただいております。

エキドナについてはこちらに書かせていただいております。

「Re:ゼロから始める異世界生活」アニメ1期新編集版の感想やキャラクターネタバレ
についてはこちらにまとめさせていただいております。
アニメRe:ゼロから始める異世界生活26話の見逃し配信はU-nextで
第26話「それぞれの誓い」あらすじ
『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season
TOKYO MXでご視聴いただいた皆さま、いかがでしたでしょうか?
スバルの新たな試練、エミリア、クルシュ、フェリスたちのそれぞれの想い……そしてレム。。。
この世界でスバルがどのような戦いをするのか見届けてください!#rezero #リゼロ pic.twitter.com/jw79mIA0nU— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) July 8, 2020
幾多の死を繰り返しながら、ついに白鯨の討伐を成功に導き、暗躍する魔女教大罪司教「怠惰」担当ペテルギウス・ロマネコンティを打ち破ったスバル。辛い決別を乗り越え、ようやく最愛の少女・エミリアとの再会を果たしたのも束の間、スバルはこの世界からレムの存在が消え去ってしまっていることを知る。死のループの中で白鯨に襲われたときに起きた《存在の消失》。白鯨を倒した今、起こり得るはずのない事態がスバルたちを襲う。
それは王都へ戻る馬車の中での出来事だった。エミリアに自分の想いを伝え告白をしたスバルだったが、これまでスバルを支え、今ではエミリアと並ぶほどの大きな存在になったレムのことを伝えなければならなかった。スバルはエミリアのことが好きだが、好意を寄せてくれるレムのこと好きなのだ。どちらも選ぶことができない自分を不甲斐なく思いながらもスバルはつっかえながらエミリアにレムのことを話し出す。しかしエミリアから返ってきた言葉は「レムって誰のこと?」というものだった。
時は戻り、レムはクルシュたちと共に白鯨の討伐を知らせるため、王都に戻る道中だった。スバルの身を案じるレムだったが、そんなレムへクルシュから言葉がかかる。それから2人はしばし会話をしていたのだが、突如兵団が何者かに襲撃を受ける。
正体のわからない破壊からレムはクルシュを救う。それから全身真っ白な男に向かって何者かと問うのだが、彼は名乗らず会話を続ける。次はないと予告したクルシュは実力行使にでるが、男に攻撃は効かず破壊に巻き込まれ、クルシュは腕をもがれてしまう。
そこへもう1人の男が現れる。レムの「あなたたちは?」という疑問に2人の男がそれぞれ名乗りを上げる。
「魔女教大罪司教『暴食』担当、ライ・バテンカイトス」
「魔女教大罪司教『強欲』担当、レグルス・コルニアス」
白鯨がやられたことを知り、2人の大罪司教はやってきたのだという。
既に満身創痍だったレムだったが、クルシュを守り、憎き魔女教徒を倒す為武器を構える。
レムは彼女の愛する英雄に想いを馳せ戦おうとするが、奮闘虚しく、暴食に食べられてしまうのだった。
エミリアの発言からレムが白鯨にやられてしまったいつかの日と同じことが起こっているとわかったスバルは王都に着くなり、レムの姿を探し回った。
ようやく発見したレムに起きろとスバルは声をかけるが返事はない。
そして治療士は「残念だが治療の施しようがない」と告げ、無言で去って行く。
それからスバルはレムの居ない未来など望んでいないと考え、再びペテルギウスとの死闘を覚悟して自害するのだった。
スバルの死に戻りは失敗に終わる。戻った時間では既にレムは失われていた。
スバルたちはそれからカルステン公爵家にて白鯨及び怠惰の討伐後の処理と今後の同盟について話合いを行う。
しかしクルシュのことを第一に考えるフェリスに同盟を白紙に戻そうと言われてしまうのだった。
エミリア陣営とこのまま協力体制を築けば、再び魔女教と関わりクルシュが危険にさらされてしまうかもしれないという懸念によるものだった。
しかし別の思惑を持ったヴィルヘルムからは反対の意見が飛ぶ。
クルシュは2人の家臣の意見を聞き入れながら、自分の意志でエミリア陣営との同盟を選ぶのだった。
その後レムの寝かされた寝台を前にスバルはレムへ語り掛けていた。
そこへエミリアが訪れるが、どこかよそよそしい態度がスバルを傷つける。
エミリアからレムのことも含めて自分1人で抱え込まないでと言われ、スバルはレムを絶対に取り戻すと誓うのだった。
感想や考察「いよいよ2期スタート!第1回で第3章完!?」
いよいよリゼロ2期がスタートしました!
いきなり次の物語が開幕です…ということにはならず、原作小説既読者はご存知のことと思いますが、アニメでカットされていた残りの部分が第26話では描かれました。
そうは言っても話が始まってから直ぐに重要人物のレムやクルシュが大罪司教にやられてしまうという展開はアニメのみ視聴している方にとっては怒涛の展開かと思います。
このあとレムとクルシュはどうなる…と思ってしまいますが、彼女たちの問題は作中内で1年経っても解決されません。
2期のレムの出番は26話が最後となります。
アニメ26話は原作では?
文庫第9巻では、こちらの背景入りイラストでお届け!
街道で佇むエミリアが、本当に美しい……デス。
原作文庫第9巻は9月23日発売!#rezero #リゼロ pic.twitter.com/RnuEaNfyT9— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) August 6, 2016
アニメ26話は原作小説『Re:ゼロから始まる異世界生活 9』の252~318ページまでの内容です。
9巻で第3章と呼ばれる物語が終わりですので、アニメで描かれた26話は第3章に含まれています。
スバルの死に戻りが違う?
ここ、書籍やwebとリスタート地点が変更しているのですが、アニメの打ち合わせ中に発生する「俺がやっときゃよかった」ポイントの一個目です。早い。
ここに戻るのが一番ショックだったよなぁ、アニメでやれてよかった!#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
スバルがレムの現状を見て、自害し死に戻りを試みました。
ご存知の通りリゼロという作品は綿密に練られた伏線があり、後から全部回収するという構成が多く、そこが面白いところです。
このスバルの自害も伏線の1つで、原作既読者ならばあれ?と気づいたかと思いますが、作者の長月達平さんのツイートによるとリスタート地点の変更はアニメでやれて良かったこととのこと。
原作小説では「その瞬間は覚えていない」とスバルが自害したことを回想して流すという展開になっていますが、アニメではスバルが決死の思い出死に戻った先で、異世界での原動力である一番大切な人の口からもう一度聞きたくない言葉を聞くことになります。
スバルをいじめるのが好きなわけではないとどこかでコメントしていましたが、徹底してますよね。
ヴィルヘルムの傷のシーンはカット
ヴィルヘルムさんの肩には、別れ際に妻のテレシアに付けられた『死神の加護』の傷があったのですが、妻の死後、治っていたはずの傷が疼き始めました。そこに妻の死と関わる何かがある、とヴィルヘルムは睨んでいます。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
ヴィルヘルムはただ単にスバルに恩があるとか、大罪司教を倒せばクルシュが元に戻ると思って同盟破棄に反対したのではありません。
ヴィルヘルムには妻のテレシアから『死神の加護』によってつけられた傷があり、それが再び開いていました。
死神の加護によってつけられた傷は、傷をつけた相手が近くにいると開くという特徴がり、話し合いの場で既にヴィルヘルムの傷は開いていたのです。
この傷のことを確かめるために魔女教徒を追い続ける必要があるとヴィルヘルムはスバルに語っており、個人的な事情から同盟破棄へ反対しています。
スバルの死に戻り回数は計12回
アニメでのスバルの死に戻りの回数は第1期で11回行っています。
26話でレムが『眠り姫』の症状に陥ってしまったことから、スバルは自害し12回目の死に戻りをしました。
スバルの自害とリスタート地点は原作小説と異なっており、自害は回想としてよく覚えていないと書かれています。リスタート地点はアニメは馬車の中、原作小説では寝台で眠るレムの前です。
また原作小説の該当箇所には『断章』としてスバルとレムがカララギに逃げたらあったであろうifストーリーが描かれています。
作者の解説まとめ
さて、放送開始目前ですね。
作者は放送中、実況で非常にうるさい上にネタバレ的な発言を連発する可能性があるのでご注意ください。
下のハッシュタグでツイートしているので、こいつをミュートしておくのが吉。
そのためのハッシュタグなので、できれば他の人は使わないのがいいぞい。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
場面は25話の直後、ペテルギウスとの戦いを終えて、王都へ向かっている真っ最中です。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
このあたりのペトラの可愛い抵抗感がいいですね。
いったい、いつからペトラをレギュラーメンバーの一人に加えようと思っていたのか思い出せない。
14話とかからかな?#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
白鯨の全部を持ち帰るのは無理だったので、白鯨の頭部だけ持ち帰り、それを討伐の証拠とします。胴体の方は腐るのを避けるために凍らせておきましたが、それは25話で爆破されました(笑)#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
ちなみに魔獣の肉はクソマズいので、白鯨の肉も全然食えたもんじゃないぜ! 白鯨はいるだけで人に迷惑をかける生き物というコンセプトだ!#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
レグルスさんの喋り方は「あのさぁ」にかなりポイントを置いているのがわかりますよね。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
クルシュさんのレグルスさんへの一発は、白鯨戦で白鯨に悲鳴を上げさせたぐらいの威力がありましたが、それが全く通用しない。そういう手合いです。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
腕を吹っ飛ばされたクルシュさんの意識は曖昧な状態へ。その状態で「フェリス」と名前を呼んでいるのは、それだけの信頼の証ですよね。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
ペテルギウスがこの辺にきていたことを思えば、そこにさらに二人の大罪司教がいるのはこの世の地獄です。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
白鯨戦を終えて、レムも余力はほとんどない状態です。が、ここで気張らずしてレムにあらず。
死力を尽くし、戦う覚悟を決めました。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
純粋な白兵能力だと、バテンカイトスは大罪司教でも屈指の使い手なので、疲弊したレムでは勝てませぬ。
ましてや、一緒にいるのはリゼロ最強格のレグルスさんなので、相手が悪い。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
「ゴチソウサマデシタ」の前のレムの戦闘中の回想、ゆっくり見てみると思わぬ映像もまぎれているかも。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
白鯨を倒して勝利の凱旋のはずが、あるいは白鯨戦以上の被害者を出しての帰還となってしまいました。
大罪司教との戦闘中、危険を察知したアナスタシア旗下の『鉄の牙』は戦場を離脱し、救援を呼んで戻っています。被害が最小限で済んだのはそれが理由。もちろん、それでも多いですが。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
意外かもしれませんが、スバルの自殺は今のが二回目です。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
時間的に、レムたちが襲われたのはスバルたちがペテルギウスを倒すための会議をしている頃なので、実はペテルギウスとの戦いで一度『死に戻り』した時点で、すでにレムを助けることはできなくなっています。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
ペテルギウスにやられて、セーブポイントが白鯨の後ろになっていてホッとしたかと思いますが、そこはちゃんと二番底になっていました。あの時点で、エミリアとレムのどちらかしか助けられない状況です。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
ここでのパックは、「氷結の絆」と同様にパック自身の誓約に反して情報を吐露しているので、かなり綱渡りしていたという設定です。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
ここのクルシュさん、"変わって"しまったのが非常にわかる縁起となっていて、井口さんが大変素晴らしいですね。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
パックの説明にもありましたが、『暴食』の権能は「名前」を喰らって周囲の記憶から相手を消し、「記憶」を喰らって記憶喪失にし、どちらも喰らって世界から切り離すという色んなパターンがあります。テーブルマナーみたいなものです。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
「記憶」を奪われても、その人の本質は奪えない。と思いますが、作者は「記憶」とはその人を形作る根本だと思っているので、それはそれで人間の死だと思う。
ヒルルクの言ってたことは正しい。忘れられたとき、人は死ぬのである。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
フェリスが信じるのはクルシュさんだけです。それ以外に頼れるのは自分の治癒魔法の実力だけなので、それがクルシュさんを元通りに戻せると信じていなければ心が壊れてしまう。ので、スバルたちとの同盟を続ける理由なんてないのです。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
レムがこの状態に陥ってから、スバルはここまで一度も泣けていませんでした。ようやく泣けた。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
というわけで、リゼロ26話ありがとうございましたー!
なんと4年越しに、これにて三章完結です!
そう、実は三章終わってませんでした。書籍だと、ここまでやって9巻がきっちり終わり、次から10巻、四章の内容に入っていきます。――ああ、やっと一区切り。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 8, 2020
第26話の感想は以上です。