この記事ではリゼロこと『Re:ゼロから始まる異世界生活』アニメ第2期の第29話(4話)のあらすじや感想・考察について書かせていただいております。
レムは復活するのか?についてはこちらに書かせていただいております。

ガーフィールとフレデリカについてはこちらに書かせていただいております。

エキドナについてはこちらに書かせていただいております。

スバルの父親・菜月賢一についてはこちらに書かせていただいております。

スバルの母親・菜月菜穂子についてはこちらに書かせていただいております。

「Re:ゼロから始める異世界生活」アニメ1期新編集版の感想やキャラクターネタバレ
についてはこちらにまとめさせていただいております。
アニメRe:ゼロから始める異世界生活28話の見逃し配信はU-nextで
29話の内容は小説では10巻に当たります。
Re:ゼロから始める異世界生活第29話(4話)「親子」あらすじ
それは見慣れたはずのいつもの部屋のはずだった。しかし、ずっと暮らしてきたはずの自室にも関わらず、どこかつきまとう違和感。
言いようのない焦燥感に駆られるスバルだったが、そんな不安は父親である菜月賢一の腕挫十字固めによって吹き飛ばれてしまう。
悶絶するスバルだったが、負けじと反撃し、プロレス技の応酬が繰り返される中、母親の菜月菜穂子がそろそろお腹が空いたから、朝ご飯が食べたいとやって来る。
29話(4話)の感想と考察「スバルパパ、ママ登場!誰得回」
📺TVアニメ📺
TOKYO MXで29話の放送終了です。
29話はいっぱい泣きました😭😭😭😭
マヨネーズのことがわかったお話しでしたね。▼この後の放送
📺25:00 BS11#rezero #リゼロ pic.twitter.com/n0avm0vdtR— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) July 29, 2020
29話感想
さて、開始早々にスバルの部屋が展開されておりますが、よく見れば前回のラストも見えましたフィギュアやポスター……勘のいい人は、どういう共通点があるのかわかるかと思います。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
29話はスバルの過去回が描かれました。
一番最初の聖域の試練で「己の過去と向き合え」というものですね。
スバルにとっては不登校だったことや誰もが認める父の息子というプレッシャー、父母に期待しないで欲しいという気持ちなど様々な想いがあったようです。
異世界の物語ですが、リゼロにとって現実世界が描かれるのは珍しく、逆にエミリアやレエムの存在が違和感を感じてしまいました。
またスバルの部屋ってややオタク気味というか販促前回でしたね。
『学園都市アスタリスク』とか『アブソリュート・デュオ』などMF文庫Jの作品のポスターなどが目立ちました。
これまでの話からスバルは高校生だったが、ドロップアウトしていたということはなんとなくわかっていましたが、今回その理由が明らかになりました。
ただスバルのイメージとして漫画などの雑誌はよく似合いますが、フィギュアなどはなんとなく不釣り合いな気がしてしまいました。
スバルパパの賢一をスバルが性格を真似ているのがよくわかりました。
ママの菜穂子のほうはスバルの目を持っていることは知っていましたが、アニメではそれほどキツイ印象はなかったです。
アニメでは賢一がTPO発言をしてなかったような…
アニメ29話は原作では?
文庫『Re:ゼロから始める異世界生活』第10巻のカバーイラストはこちら!
先日ツイートした謎の美少女のこれは――「お茶会」?
白と黒のコントラストが美しいですね。#rezero pic.twitter.com/EjiN2c7G5Y— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) October 2, 2016
アニメ29話は原作小説『Re:ゼロから始まる異世界生活 10』の193~257ページまでの内容です。
アニメのほうでは一部会話のカットや菜穂子とのシーンの違いなんかがありますが、展開はほとんど原作小説通りに進行しています。
個人的な印象では小説のほうが、スバルが過去を乗り越えた感じがよく伝わってくるように思います。
スバルの過去世界は何?
29話で描かれたスバルの現実での世界はエキドナがスバルの記憶を元に再現したものです。
しかしスバルにとっては夢や幻の類であるとわかっていても、己の過去と向き合い、両親から愛されていたことや別れを告げられたことなど確かにあった世界と捉えている部分があるようです。
賢一のTPO発言カット
なお、台詞ちょっと削ってますが、賢一はスバルに「嫌われたきゃ、理由なく人類半分くらい虐殺しろ」と言っています。まぁ、できないことってことです。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
アニメではスバルにとって重要な賢一の発言がカットされています。
スバルにとって誰からも愛されている賢一は憧れの対象で、自分も賢一のようになりたくて賢一と同じようにハイテンションで振舞っていたところがありました。
今となってはそれもスバルの個性となっていますが、実は賢一にかかと落としをくらってから、賢一はTPOをわきまえて態度を変えていると言われ、空気の読めないハイテンションは嫌われると指摘されています。
スバルにとっては衝撃の事実で、父が常識人だったとはと驚いていたりします。
スバルの想いカット
この段階で詳しくは説明しませんが、スバルには最初から「異世界からは帰れない」という自覚が無意識にあったぐらいに思っておいてください。その無自覚を、賢一の言葉で自覚したと。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
アニメでも賢一の「将来俺とお母さんをしっかり養ってくれよ。長男」と言われ、「ごめんなさい」と泣きながら答えており、わかるような描写がされています。
原作小説ではスバル異世界召喚されてから元居た世界にもう戻ることはできないと悟っていると描写されています。
異世界召喚ものでは元の世界への帰還方法を探すというのが、よくある展開ですが、リゼロはスバルは異世界で自分の未来を掴むことのみ行動が優先されます。
スバルの死に戻り回数は計12回
アニメでのスバルの死に戻りの回数は第1期で11回、2期で1回の計12回、行っています。
29話では死に戻りは行いませんでしたので、回数は変化していません。
作者の解説まとめ
この筋肉ムキムキの半裸の親父がスバルの父親、「菜月・賢一」です。
そして、スバルと遺伝子の繋がりを感じる目つきの女性が母親「菜月・菜穂子」です。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
「なんで和洋折衷?」という質問に対する「お母さん、パンと味噌汁が好き」は何の答えにもなってない答えですが、菜穂子さんは一事が万事こんな感じです。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
スバルは寝るときはジャージじゃなく、パジャマ派というのが意外なところですね。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
学校をサボった日って、何となくHRの時間が過ぎるまで緊張してて、それが過ぎると気持ちが緩む……みたいなこと経験ありますよね。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
ムーンウォークして入ってくる賢一の「ふぉーう!!」ですが、ここはマイケルっぽく!という鳥海さんへの無茶ぶりの結果、実現しました。
賢一ならやりそう、というOKテイク。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
賢一にとって街は長く住んでる地元なので、桜並木の管理人のおじさんとも子どもの頃からの付き合いです。
賢一は友人の池田さんと共に、街を騒がせていた札付きでした。池田さんはタイへいった。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
渡されたコーラを別方向へ向けて開ける。これがお約束のやり取りなのは、昔から何度も罠に嵌められたからでしょう。
凝った罠を仕掛けたとき、賢一はラベルを偽装してスバルを罠に嵌めたこともある。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
父親が息子に「好きな子とかいる?」と聞くのは、友パパっぽい感覚の踏襲ですが、まぁ、賢一は感覚で学校トークの踏み台にしている感じでしょうかね。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
よく勘違いされるのですが、スバルは「引きこもり」というには普通にコンビニに出かけたりもするので、正しく説明すると「不登校」の方が正確です。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
定期的にずくんと感じる痛みは、スバルが停滞を望んだときというのが結構深層心理を反映しているのかなと。
変わることが最善とは思いませんが、変わらないのは変わらないので労力のいることだよ、うん。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
ベンチに腰掛けるスバルと賢一親子ですけど、親子というのが一目でわかる外見です。
なお、髪型とか後天的に寄せられる部分は、スバルは意図的に賢一に寄せています。目つきは先天的に母親譲り。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
スバルの高校デビュー失敗ですが、スバルはアッパー系のコミュ障なので、空気を読むことが必要な学校生活ではちょっとしんどかったですね。
異世界である程度マシに扱われているのは、周りが同学年ではなく、大人だからです。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
『試練』の中、ナツキ・スバルに今の己を取り戻させたのは、異世界で出会った二人の少女。
「君」を見てる、「君」が見てる――が、原動力ですね。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
『試練』が始まり、己を取り戻して、賢一と話せなかったコンプレックスを話せたスバルですが、同じように直感していたこともあります。
――異世界からは戻れない、です。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
マヨネーズの蓋に「ス」と書いてあるのは、それがスバル用のマイマヨネーズだからです。家には「ナ」と「ケ」もあって、マヨラー一家です。
なお、吸い終わったマヨネーズの蓋は全部洗ってコレクションしておく家族。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
ふわふわしてるお母さんですが、菜穂子と賢一の出会いもふわふわしていて、悪い大人に騙されかけていた菜穂子を賢一が助け、翌日、全く同じ相手に同じ手口で騙されかけているのを見つけ、また助けた。それがなれそめです。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
ちなみに、スバルがマヨネーズを吸い始めたのは菜穂子の想像通り、両親が好きなものを好きになりたかったからですが、今も吸い続けてるのは単純にマヨラーの素質があったからです。マヨネーズちゅきちゅき。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
「やっぱりあの人の子だね」は、リゼロという作中にあるいくつかの呪いの一つですが、呪いは呪い以外のモノになることもありますよ。
まぁ、作者は呪い大好きですけどね! 強そうで!#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
学校へいく途中、手前の道で分かれる母と息子。
そのまま、何も言わずに別れることもできました。別れを言わなければ、母を悲しませないで済むとも。
でも、黙ってはいられなかったです。黙っていて、後悔したのがスバルだったので。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
お母さんの言葉には何の根拠もないし、筋も通ってないけど、「お母さんなんだから」はズルいと思う。
それだけでいいから。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
「大事なのは最後」は、結構大事なワードです。
今後もリゼロにお付き合いいただけるなら、長く長く覚えておいてほしいですね。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
1話、冒頭でコンビニに飛ぶことになるスバルですが、その手前であった母とのやり取り。
やり取りしてないからやり取りとは言えないかも。
ただ、スバルの後悔。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
ちなみに菜穂子に「いってらっしゃい」と言われた1話の直前、流し台を見てみると洗われているコップが――。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
洗ってくれてたのに、洗いたくなかったなんて、馬鹿なことをしたね、ナツキ・スバル。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
さて、初のエンディングです!
このエンディングの表現、めちゃめちゃエモくてすごくない? ちょっと意味がわからなくて素敵。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
ああ、しかし! 今日もCMが見当たらなかった!
本当に、色々と手をかけていただいていてありがたく!
そんなわけで二期4話「親子」でした!あれが、ナツキ・スバルの両親です。
今日の、劇的でも何でもないお話が、ナツキ・スバルがああいう人間である理由です。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 29, 2020
第29話の感想は以上です。