この記事では『ソード・アート・オンライン・アリシゼーション』の第3話のあらすじや感想や考察についてと、小説との違いなどについて書かせていただいております。
最終話までのネタバレはしておりませんが、3話の結末のネタバレは含まれておりますので、未視聴の方は下記UNEXTなどで、ご視聴ください
こちらにソードアートオンラインアリシゼーションの各話の感想や考察・解説記事に関して書かせていただいております。
ソードアート・オンラインアリシゼーションアニメ3話「果ての山脈」あらすじ
《アンダーワールド》人界の中心・央都へ旅立つことを決めたキリト。そのためにはユージオの協力が必要で、彼を天職から解放するためにギガスシダーを倒そうと決意する。
交代で斧を振るうキリトとユージオだが、そのさなか、ユージオはかつて北の洞窟で見つけたという青薔薇の剣をキリトに差し出す。この剣なら、ギガスシダーを倒せるかもしれないと考えるキリトだが……。
一方、アリスの妹・セルカは、アリスが公理教会に連れ去られて以来笑わなくなってしまったユージオを心配しており、そんな胸の内をキリトへと明かす。
出典:TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」オフィシャルサイト STORYより
感想「過去と重なる状況に陥ってしまったユージオ。とにかく続きが気になる!」
こちらは感想や考察について書かせていただいております。
アンダーワールドでのキリトの生活
第3話を視聴してまずかなり丁寧に作られているなという印象を受けました。
アンダーワールドで気が付いたキリトは教会で一夜を過ごし、次の日もユージオに付き合い刻み手の仕事を見ながらこの世界について話を聞き情報を仕入れていきます。
教会に住む子供達の事、セルカの事、そしてアリスの事と近頃噂になっているゴブリンの事。
ゴブリンが現れたらすぐに整合騎士が討伐しなくてはならないと語るユージオは整合騎士に対してアリスを連れ去られたことによって並々ならぬ想いがあるように感じました。
神聖術についても説明がされ、ユージオから「高位の神聖術なら天命の減少を止めるものもある」という話をキリトは聞かされます。
また「公理教会にいるすごく偉い人達が使える」というセリフは気になるところですね。
天命の減少を止めるという事は人に使ってしまえば不老不死になりますし、絶対に壊したくない物に使えば絶対に壊れない物に変化します。
逆にこの減少を止めているものがあったとしたら、その神聖術がきれたとき何が起きるのでしょうか。
神聖術は簡単に言ってしまえばゲームやファンタジー世界にある魔法に酷似したものです。
『システムコール』から始まる呪文を唱え空間リソースを使って超常現象を起こします。
式句のようなものだとユージオは意味もわからず唱えていましたが、パソコンのリソースによく似ており、なんとなく意味がわかってしまうのが特徴的です。
禁忌目録を作ったのは公理教会というのもユージオから聞かされた大事な情報でしょうか。
キリトの奇抜な発想
「村にはこれより強い斧はないのか?」とキリトが発した言葉によってユージオはかつてアリスと共に発見した果ての山脈に眠っていた『青薔薇の剣』を持ってきました。
ユージオに青薔薇の剣のおとぎ話と、また青薔薇の剣を運ぶのに3か月もかかったという話まで聞かされてしまいました。
子供の足で1日で往復できる距離を剣一本運ぶのに3か月もかかってしまったとはどれくらい重いのでしょうか。
その青薔薇の剣を使いギガスシダーを切り倒そうと考えたキリトはさっそくギガスシダーに向かって打ち込みましたが、天命は1しか数値が減少しませんでした。
キリトの次にユージオがやってみることになりましたが、ユージオはあまり乗り気ではない様子。
そこへキリトが「剣を使うコツを教えてやるからさ」と言いユージオがチャレンジしてみることにりました。
しかし、コツというのが「斧を使う時よりももっと体の重さを利用して腕の力だけじゃなく全身で釣り合いをとるんだ」というたったの一言だったのは驚きです。
その一言を受けただけで剣を振れてしまうユージオのキリトが驚くほどに剣の才能の片鱗をうかがわせるシーンだったと思います。
やはりギガスシダーに青薔薇の剣を使うことを一旦諦めたキリトとユージオ。
ユージオが再びいつもの斧を使って刻み手の天職に戻りましたが、キリトはステイシアの窓を眺めているとOBJECT CONTROL AUTHORITYという項目に気づいてしまいます。
オブジェクト操作権限とキリトがその場で訳してくれましたがこの権限がキリトよりも青薔薇の剣のほうが高いためうまく使えないという事です。
キリトのOBJECT CONTROL AUTHORITYの数値は38。一方青薔薇の剣の数値は45です。
キリトの状況の考察とセルカとの会話
「どうにか早く央都に行く方法はないのか」と思考していたキリトは禁忌目録というAIの行動を抑制するルールの存在がおかしいことに気づき、そのルールを自らの意思で破ることができたシステムから逸脱するAI『アリス』という存在に疑問を覚えます。
そんな考えの途中でセルカから声がかかりキリトは彼女と話をすることにしました。
セルカが語るユージオの人物像はキリトが感じたものと違っており、影をせおうユージオをセルカは心配している様子です。
視聴側からしてみればどこか頼りなく笑いまさに優男といった印象のユージオの知らない一面を教えてくれました。
そんな話をしている中で今度はキリトがセルカに『アリスが公理教会に連れていった理由』を話してしまいます。
その話を聞いてから扉を閉めた後に扉の前から離れず思いつめた顔をするセルカの様子といい、この会話は完全にその後の展開がわかるような演出でしたね。
いなくなってしまったセルカ
セルカの姿が朝から見えないとシスターアザリアから聞かされたキリトはユージオの元に行き、二人はセルカは果ての山脈に向かったのではないかと予想し連れ戻す為に後を追うことになりました。
果ての山脈に向かう途中でセルカの痕跡を見つけ急ぐ二人でしたが、キリトは「セルカが禁忌目録を破ったとしても整合騎士から逃げることができるかもしれない」と呑気なことを考えていました。
そんなところへセルカの悲鳴が聞こえ、その方角へ向かうとそこにはゴブリンと捕らえられたセルカの姿がありました。
とっさに身を隠したキリトでしたがセルカの姿を見たユージオは声を上げてセルカの名前を呼んでしまいゴブリン達に気づかれてしまいます。
ゴブリンを前にしたユージオは何もできず立ちすくんだ状態となってしまい、そんなここからどうなるといったところで第3話は幕を引いてしまいました。
アリスの妹であるセルカ、場所は果ての山脈、ゴブリン達に連れ去られそうになっているとユージオが過去に体験したアリスの事と似た状況をどう打破するのでしょうか。
第3話の感想は以上です。
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