この記事では『ソード・アート・オンライン・アリシゼーション』の第7話のあらすじや感想や考察についてと、小説との違いなどについて書かせていただいております。
最終話までのネタバレはしておりませんが、7話の結末のネタバレは含まれておりますので、未視聴の方は下記UNEXTなどで、ご視聴ください
こちらにソードアートオンラインアリシゼーションの各話の感想や考察・解説記事に関して書かせていただいております。
第7話「剣の学び舎」あらすじ
キリトとユージオが《ルーリッドの村》を出て2年の月日が経っていた。央都セントリアへとたどり着いた二人は、目的であった《北セントリア帝立修剣学院》の入学を果たしていた。修剣士として腕を磨き、整合騎士になり、そしてアリスの行方を捜すべく、修練の日々を送っていた。キリトは学院次席のソルティリーナの《傍付き》として仕えていたが、彼女は稽古を重ねるなかでキリトには隠された本当の強さがあることを見抜いていた。ソルティリーナに頼まれたキリトは、彼女に自分が持っている全てを見せると約束する。
ソードアート・オンライン・アリシゼーションアニメ第3期 7話「今度はアンダーワールドサイドの物語!不足部分を解説」
7話の感想を書かせていただきます。
アンダーワールドでは2年の月日が経過
第5話、第6話で現実サイドのストーリーが展開され、第7話では再びアンダーワールド内でのキリトとユージオのお話に戻りました。
原作小説では衛兵隊の隊長から央都に行く為の推薦状をもらう話や、剣術大会の話など学院に入るまでの物語が描かれているのですが、ざっくりカットされていましたね。
一応さらっとユージオが説明してくれましたが…。
しかし学院の制服を着ているキリトは原作の挿絵では見ていましたが、改めてアニメで見ると似合っていないなと思いました。
反対にユージオの容姿にはぴったりです。
何故キリトとユージオは学院に通っているのか?
キリトとユージオが通う北セントリア修剣学院とは最高峰の剣士養成機関です。
学院に通う理由は作中では説明されていませんでしたが、整合騎士となる為の正攻法だからです。
この学院を卒業すると上位者だけが帝国剣武大会というものに出場でき、更にその上位に四帝国統一大会というものがあり、その優勝者が整合騎士として任命されます。
ユージオはアリスを公理教会から救いだすという目的があるため、公理教会直属の騎士である整合騎士になろうとしています。
また修剣学院に通う者は主に貴族階級の出身で、小さな北端の村出身であるキリトとユージオは周りからあまりいいようには思われていません。
傍付きとは?
学院の制度についてももう少し説明が欲しかったと第7話を見て思いましたので少し捕捉しておきます。
安息日(休日)にキリトとユージオが街で出会ったソルティリーナ・セルルトという女性は学院の先輩にあたり、更に学院に12名しかいない上級修剣士の1人です。
上級修剣士は専用の寮や修練場などの特権が与えられ、その特権の1つに優秀な初等錬士が1人、『傍付き』として身の回りの世話や稽古の相手を務めるといった制度があります。
簡単に言ってしまえば上級生が1人だけ弟子をとれるという感じです。
キリトはソルティリーナの傍付きですので剣の流派は違いますが師弟関係にあります。
ユージオはゴルゴロッソ・バルトーという名の偉丈夫といった見た目の先輩に指名され傍付きをしています。
「イメージ力がパラメーターに影響するということ」
キリトが作中で「何よりも重要で、かつSAOやALOにはなかったシステム。それはイメージ力がパラメーターに影響するということ」と言っていたようにアンダーワーアルドには意志の力、後に出てくると思いますが心意というシステムが存在します。
思い込みや絶対の自信がシステムとして与えられている数値とは関係なくその想いの強さに比例して力を発揮します。
ちなみにSAOの作者である川原礫氏の別作品『アクセルワールド』においてもこの心意というシステムがでてきたりします。
ソルティリーナがキリトに目を付けた理由
ソルティリーナが「おまえにはまだ私に隠している力があるはずだ。一年前、私がおまえを傍付きに使命したのは、剣風に似たものを感じたからだ」と稽古に付き合うキリトに言っていましたが、第7話で説明されなかった根本があります。
『ザ・シード』をベースに作られている仮想世界であるアンダーワールドにはその元となったSAOと同じくソードスキルが存在します。
しかしアンダーワールドでの剣術は一撃必殺に重きを置いているという風習があります。
一般的にSAOのキリトといえばイメージとして双剣なんかが連想されますが、キリトが得意とするのは連撃です。
ALOをプレイしていたときにもキリトは実装されていない二刀流のスキルを真似て、片手のソードスキルをキャンセルし、もう片方の手でソードスキルを発動させるスキルコネクトといった連撃を習得していました。
一撃必殺に重きを置く剣の風習にのとってキリトも同じくアンダーワールドの剣の姿勢を学院で学び、その姿勢でソルティリーナと剣を交えている為に、ソルティリーナは「おまえには私に隠していることがるはずだ」とキリトの本当の強さを指摘しています。
連撃のソードスキルを使っているところを目撃されたキリトは…
食事の際に突っかかってきたライオスとウンベールは貴族階級の錬士です。
あたかも悪役、やられ役というように描かれていますが、実は結構な重要人物ですので今後の彼らの動きには要チェックです。
次の日ギガスシダーの枝を元に作りあげた黒い剣を受け取りにキリトとユージオは街の金細工師サードレの元へ向かいます。
一応黒剣として原作では描写されていますが、アニメでは漆黒を通り越して青みを帯びていましたね。
忘れてしまいそうになりますが、あの見た目で木製です。
その後、その剣を使いキリトは試し振りという名目で連撃のソードスキルを使うところを主席であるウォロ・リーバンテインに見つかってしまい、実剣での試合を行うことになってしまいました。
ここでリーバンテインがキリトに突っかかってきた理由の1つが、連撃のソードスキルを使っていたことだったりします。
これまたいいところでといった幕引きに続きが気になり楽しみですね。
第7話の感想は以上です。
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