この記事では『ソード・アート・オンライン・アリシゼーション』の第20話のあらすじや感想や考察についてと、小説との違いなどについて書かせていただいております。
最終話までのネタバレはしておりませんが、20話の結末のネタバレは含まれておりますので、未視聴の方は下記UNEXTなどで、ご視聴ください
こちらにソードアートオンラインアリシゼーションの各話の感想や考察・解説記事に関して書かせていただいております。
第20話「シンセサイズ」あらすじ
右目の封印を打ち破ったアリスと共に90階の大浴場にたどり着いたキリト。そこには、チュデルキンの手によって石化された整合騎士長・ベルクーリの姿が――。アリスは師の悲惨なさまに涙するが、意識を取り戻したベルクーリは朦朧とした中で力を振り絞り、2人にユージオの行方を告げる。それを聞いたキリトは捨て置かれた青薔薇の剣を背負い、チュデルキンの後を追う。そして向かった先の元老院で、キリトは驚くべきものを目にする。
第20話の内容と感想「誕生整合騎士ユージオ・シンセシス・サーティーツー!」
第20話は右目の封印を破り気を失っていたアリスを背負いキリトがセントラル・カセドラル95階『暁星の望楼』に辿り着きました。
その後キリトが青薔薇の剣へ向かって追跡する神聖術を唱え、90階『大浴場』にてベルクーリに出会いユージオの連れ去られた先を知ることになります。
キリトはベルクーリの言葉に従ってアリスと共に96階にある元老院へと至り、元老長チュデルキンと相対することとなりました。
チュデルキンには逃げられてしまい、キリトとアリスはチュデルキンを追って99階にまで達しますが、昇降機から降りてきたのはシンセサイズされたかつての相棒でした。
ユージオ・シンセシス・サーティツーとは戦いが避けられずキリトが相手をすることになるというのが第20話の展開でした。
キリトが青薔薇の剣を探すためにつかった神聖術は?
キリトが作中で「システム・コール!ジェネレート・アンブラ・エレメント・アドヒア・ポゼッション・オブジェクトID、WLSS703。ディスチャージ」と唱えた神聖術です。
キリトが暁星の望楼へ辿り着いたときにはユージオが上にいるのか下にいるのかわからず、ユージオと共にあるはずの青薔薇の剣を探すためにこの神聖術を使いました。
キリトは青薔薇の剣のオブジェクトIDをステイシアの窓で眺めた際に覚えていたと原作小説では解説されています。
WLSSとは両刃(Double edged)・長剣(Long sword)・片手(Single hand)の略でその後に続く番号はその種類の剣の製造順を表します。
ちなみにキリトの黒剣はWLSS102382で青薔薇の剣ができてから10万本以上の剣が製造されていることに驚く描写が原作小説ではされています。
キリトが2刀流を否定する
ベルクーリからユージオとチュデルキンの話を聞いたキリトとアリス。
その後青薔薇の剣を回収したキリトをみてアリスは「剣を2本持つような酔狂者は、格好をつけたいだけの上級貴族と相場が決まっていますが、なんだかお前は妙に様になっていますね」と声を掛けます。
それに対してキリトは「そうかな?だからって2本の剣を同時に振るのは、とても無理だよ」と2刀流を否定するようなセリフがありました。
またまたキリトといえば双剣使いじゃないかと思ってしまいがちですが、原作小説では『デスゲームSAOをクリアした2刀流キリト』という仰々しい異名を嫌い、もう2度と同じ役回りはしたくないという心理描写があります。
そしてそのキリトの応えを聞いてアリスも「2本の剣では秘奥義が使えない」と言っています。
この発言でアンダーワールドには双剣のソードスキルを発現した者がいないことがわかります。
アニメでは青薔薇の剣を腰に下げたキリトは普通に動き回っていましたが、原作小説では青薔薇の剣という神器級の武器を持ったため息を切らしていると描写されています。
アンダーワールドでキリトの黒い剣と青薔薇の剣の2本ではキリトのセリフ通り重さから2本を振るのは無理なのかもしれません。
チュデルキンが見ていたのは何?
「そんなーいけません!」と歯ぎしりをしながら声をあげていた元老長チュデルキンですが、彼が見ていたのはアドミニストレータとユージオのやり取りです。
「実にけしからん」的な意味合いで興奮しながらのぞき見をしていました。
チュデルキンが逃走時に唱えた神聖術は?
アリスに刺され、赤い煙を噴き出し99階へと逃走したチュデルキンですが彼が最後に唱えた神聖術はなんだったのでしょうか?
「システム・コール!ジェネレート・ルミナス・エレメント」とアニメでもギリギリ聞き取れました。
光素を操る神聖術でこれに反応して99階に備えられた昇降機が動きます。
第20話の感想と解説は以上です。
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