ソードアート・オンライン・アリシゼーションアニメ3期第6話の感想「ALICEの本来の意味と明かされるプロジェクト・アリシゼーションの全容」

この記事では『ソード・アート・オンライン・アリシゼーション』の第6話のあらすじや感想や考察についてと、小説との違いなどについて書かせていただいております。

最終話までのネタバレはしておりませんが、6話の結末のネタバレは含まれておりますので、未視聴の方は下記UNEXTなどで、ご視聴ください

こちらにソードアートオンラインアリシゼーションの各話の感想や考察・解説記事に関して書かせていただいております。

第6話「アリシゼーション計画」あらすじ

《ラース》の研究施設である《オーシャン・タートル》へと潜入した明日奈は、和人の安否について菊岡を厳しく問い詰める。菊岡は観念したように、和人がこの《オーシャン・タートル》内の《ソウル・トランスレーター》で治療していることを明かす。一安心する明日奈だったが、明日奈と共に潜入した凛子は、何故自分を《オーシャン・タートル》に招いたのかと菊岡に疑問をぶつける。そして、菊岡が語りだした《ソウル・トランスレーター》の開発には、想像を絶するほどの壮大な目的があった。

TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」オフィシャルサイト STORYより

感想「ALICEの本来の意味と明かされるプロジェクト・アリシゼーションの全容」

感想と考察を書かせていただきます。

キリトの治療

第6話で総務省に出向し陸上自衛隊、二等陸佐に所属する菊岡誠二郎が『オーシャンタートル』で何を目的としているのかが明らかになりました。

更には『プロジェクト・アリシゼーション』というボトムアップ型のAIを作りそれを軍事転用するという計画の存在さえも菊岡誠二郎は企てていました

ただでさえわかりにくい話なのにアンダーワールド以外のALOという仮想世界を出してしまっているので混乱するのではないのかなと視聴していて思いました。

比嘉タケルが「だから言ったじゃないッスか。あの少年はこの計画最大のセキュリティホールだって」と作中で言われていたように、本来ならば門外不出のプロジェクト・アリシゼーションという計画において何故重大な怪我を負っているキリトが必要だったのでしょうか。

おかげでアスナによって彼女の仲間達に計画の事やキリトの状況など共有されてしまい情報は駄々洩れですけどね。

ただ十代の少女達が計画の事を世間に訴えたとしても夢物語にしか聞こえないと思いますし、ゲーム脳と言われてしまうだけかもしれません。

菊岡は「STLで直接フラクトライトを活性化させれば、新たなニューラルネットワークの発生を促す事ができる。時間はかかるがね」とキリトを治す方法を説明していましたが、わかりにくいですよね。

脳に重度な障害が発生する前に仮想世界にフラクトライトをコピーし、仮想世界内で活動し脳を使うことで、ダメージを負った脳の部位を時間をかけて治していくということだと思います。

果たしてそんなことが可能かどうかはわかりませんが。

スポンサーリンク

菊岡誠二郎の計画

菊岡誠二郎がいうボトムアップ型AIとはなんなのでしょうか?

作中でも菊岡誠二郎が説明していましたが、SAOに登場するユイユナを例にあげてまとめてみます。

『トップダウン型』と『ボトムアップ型』の2つにわけられるAIですが、SAOのアインクラッドで生まれたユイはトップダウン型AIです。

トップダウン型AIとは「これはなんですか?」と質問されたら「これは剣です」と答えると言ったように膨大な人との会話のパターンを記憶させて、それを更に知識と経験をつませて本物のAIに近づけるアプローチです。

ユイは奇跡的に生まれたトップダウン型AIの完成形で、再現することは不可能です。

作中でも菊岡誠二郎や比嘉タケルが言っていたように人工知能というもののほぼ全てがこのトップダウン型です。

また欠点としてプログラムされていないことには答えられないという事があげられます。

これを「真に知能と呼べるレベルには達していないんだ」と菊岡誠二郎は作中で言っています。

また間接的に「重村教授が~」と作中で触れられていましたが、これは劇場版に登場する重村教授が作成したユナというAIです。

OPにも登場している白いロングヘアーの女の子です。

ユナも劇場版ではまるでAIとは思えない程の会話や行動をすると描写されていましたが、ユナもトップダウン型AIです。

ただしオーグマーによってSAOを経験したものから記憶を奪い、その記憶からSAO事件の犠牲者となってしまったユナを再現しているという点で自然な会話等や自立的な行動が成り立っていたのかもしれません。

菊岡誠二郎が計画しているボトムアップ型のAIというのは脳を構成する脳細胞を全て同じように人工的に再現して1から作った人工的な脳を使って知能を発生させようというアプローチです。

これは現実では不可能とされていますが、SAOの世界ではフラクトライトと呼ばれる魂の発見とそれを取り出すフルダイブという技術、そしてそれを育むための仮想世界がありました。

フラクトライトのコピー

作中で比嘉タケルがアスナや神代凛子に見せたデモンストレーションのように人の魂は自分がコピーだと認識するとフラクトライトが崩壊してしまいます。

作中でその崩壊現象を目にしたアスナが口を抑えていたのは、コピーされた比嘉タケルという魂がひとつ目の前で消えてしまったからだと思います。

成長した人間をコピーしたのではダメだという事がわかった事で、新生児の魂をコピーし仮想世界でラースのスタッフが育てるという実験に移行されました。

実験はうまく行き成長した人工フラクトライトに更に子供を与え5000倍に加速された世界で480年が経つと人工フラクトライト達は立派な文明を形成し、それが『アンダーワールド』という仮想世界の真実でした。

人工フラクトライトの問題点

人工フラクトライトの実験はうまくいっていましたが、ある問題点にぶつかってしまいました。

それはルールを守りすぎるという事です。

作中ではここでアスナが「人を殺せるAIを作る」という事に気が付き菊岡誠二郎に軍事転用の話をした為に話が逸れてしまいましたが、完璧なボトムアップ型のAIを完成させるという事において、何かの為にルールを破るという事ができないのではまだ完成には程遠いという事を言いたかったのではないでしょうか。

軍事転用するだけならば人を傷つけても良いとプログラムするだけで終わってしまうのではないのかなと思います。

アンダーワールド内で禁忌目録というルールを人工フラクトライト達が破る為にはどうしたら良いのか。

そこで考え出した事が人工フラクトライトにコピーし記憶を初期化(コピーだと認識すると自我が崩壊してしまう為)した人間と接触させてみようというものでした。

仮想世界内の動作に慣れており、寝るときでさえも仮想世界にダイブしっぱなしの環境を年単位で行える人材。

これがその実験にキリトが選ばれた理由でした。

その実験はキリトと行動を共にした少女が禁忌目録を破るという成果を上げました。

ただその少女の名前がアリスという事は偶然だったようです。

プロジェクトアリシゼーションの由来と真なる目的は人工フラクトライトをALICEに変化させる事でした。

ALICEとは『人工公的用型知的自立存在』の英語名Artificial Labile Intelligence Cybernated Existenceの頭文字をとっているとのこと。

菊岡誠二郎の指すアリスとプロジェクト・アリシゼーションの指すアリスは個体の名前ではなく概念の事だったのです。

キリトと再会を果たすアスナ

オーシャンタートルの中でSTLに繋がれたキリトとアスナはやっと再会を果たすことができました。

キリトの意識はアンダーワールドの中なので本当にこれを再会と言っていいものかどうかわかりませんが…。

キリトの専属の看護師さんがSAOで御馴染みの安岐ナツキでした。

SAO時代のリハビリや死銃事件を追う際に散々お世話になった彼女ですが、彼女は菊岡誠二郎のように偽装していたのではなく、自衛隊東京病院高等看護学校だということで、彼女も二等陸層という所属を持っていたのでした。

茅場晶彦と神代凛子の馴れ初め

神代凛子が大学時代盛大に訛っていたのは意外でしたが丁寧に茅場晶彦との関係が描かれていました。

SAOのダイブ中に茅場晶彦の山荘を訪れた神代凛子のシーンでは茅場晶彦がログアウトができたという事は意外です。

ゲームマスターですし、自分の現実世界での身体の維持という目的もあるので当然かもしれませんが、神代凛子が茅場晶彦の世話をする前は一人でああして生活していたのですね。

オーシャンタートルで眠る神代凛子の前に現れ「本当に困った人だな。本当にここまで来るなんて」と言った彼は夢か幻かわかりません。

第6話の感想は以上です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました