この記事では『ソード・アート・オンライン・アリシゼーション』の第10話のあらすじや感想や考察についてと、小説との違いなどについて書かせていただいております。
最終話までのネタバレはしておりませんが、10話の結末のネタバレは含まれておりますので、未視聴の方は下記UNEXTなどで、ご視聴ください
こちらにソードアートオンラインアリシゼーションの各話の感想や考察・解説記事に関して書かせていただいております。
第10話「禁忌目録」の内容の解説
ついに大きな事件が起き、物語としては転機となった第10話ですが、物語の内容については原作小説を参考に解説記事を記載しています。
疑問に思った点等がありましたらご覧ください。

原作小説との比較を交えた感想 「驚きの原作再現度!ライオスのダイブには流石に笑わずにはいられない」
原作既読者の私からすると第10話で描かれる内容はかなり過激なもので、どのようにアニメでは表現するのかと期待しておりました。
物語の展開としても第10話で転機を迎える話ですのでテンポの良さも申し分なく、むしろ急ぎすぎではと思ってしまうくらいでした。
ライオスとウンベールの醜悪さとユージオの焦りの描写は特によかったですね。
ただ少しユージオが原作で抱いていた感情の描写がカットされていたのは残念なところです。
ユージオがキリトに剣の銘を付けないのか?と話す描写がカットされており、この部分は次回以降どこで挟んでくるのか期待しています。
部屋に訪れたフレニーカの話を聞いてすぐにウンベールの部屋へと訪れたユージオのドアをノックする描写はあんなにドンドン叩いていたのかと思ってしまいました。
ユージオの怒りと焦りが混ざっているのがよく伝わってきます。
テーゼとロニエについてもカットされている部分が気になりました。
まず2人を縛っていた赤い紐ですが、アニメではカットされていましたが、原作小説では「よく伸びる東域の絹で作られた高級品でね……どんなにきつく縛っても傷を負わせられない優れものだ」とライオスが『決して天命を傷つけることはない』と説明しています。
また2人は部屋に漂う香によって意識が混濁した状態でしたが、アニメ版では最初から意識がありましたね。
ライオスダイブがTwitterトレンド入り
ライオスがベットに飛び込む描写は流石に笑ってしまいました。
ちなみにこれもカットされていた事なのですが、ティーゼは1度自分の犯してしまった罪を認め受け入れるという描写があります。
ティーゼがユージオに毅然とした態度を見せる好きなシーンだったのでカットされてしまったのが残念です。
しかしアニメで演出されていたようにライオスとウンベールの行為に恐怖しユージオに助けを求めます。
ユージオが【SYSTEM ALERT:CODE871】という封印を破るシーンはもっとひっぱってもよかったんじゃないかなと思いました。
結構あっさり右目が赤く染まり、その封印を破ってしまいましたね。
しかしこれでユージオはルールに縛られただけの存在ではなくなり、他のフラクトライト達とは違う特別な存在へとなることができました。
ライオスが扱う剣は両手剣と描かれていたのでどんなものなのか気になっていましたが、思ったより小さかったです。
キリトの黒剣とユージオの青薔薇の剣は片手剣で柄が短く片手でしか持てず、一方ライオスの扱う剣は両手剣の仕様です。
その剣を受け止める為にキリトは剣の大きさを変えるのですが、あまり大きさが変わらないように見えてしまい違いがわからなかったのが残念です。
何故キリトがあの場でライオスの剣を受け片手剣ではなく両手剣として剣を変化させて戦ったのかは、ユージオを守る為です。
アニメではこの点もわかりづらかったですね。
ライオスが両手を切られてからウンベールに近寄る素振りが蛙飛びのようで面白かったです。
アズリカが公理教会からの迎えの者へと2人を引き渡すシーンも「今年度の学院代表剣士は、あなた達2人だと確信していたのですが」と残念がる描写がカットされてしまっていたので残念です。
またアズリカが2人に言葉を告げるシーンでもアズリカも右目に走る痛みをこらえるというシーンがカットされていました。
全体的にはほぼ原作通りで大満足の仕上がりですが、好きなシーンがカットされているとちょっと残念ですね。
整合騎士への道を閉ざされてしまった結果となった事件ですが、これから更に物語が加速していきますので続きが楽しみです。
第10話の感想は以上です。
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