この記事ではソードアート・オンライン―アリシゼーション―のアンダーワールド大戦編に登場する敵ヴァサゴ・カザルスのキャラクター性・過去・目的・演じる声優さんなどを解説しています。
ヴァサゴとは
恋人を見つけたヴァサゴ#sao_anime pic.twitter.com/p0cShqT9vG
— レムナント (@mahirofactory) December 28, 2019
ヴァサゴとは『グロージェン・ディフェンス・システムズ』の契約社員で、オーシャン・タートルの襲撃を行った実行犯です。
またSAO生存者の1人でもあり、レッドギルド『ラフィン・コフィン』のギルドマスターPoH(プー)の正体でもあります。
グロージェンでヴァサゴは2年間の仮想世界での生活から、仮想戦闘訓練の教官に就任し、快適な生活を送っています。
しかしSAOがクリアされたときから虚無感に襲われ続け、安定した生活を手に入れても、その感情は消えていません。
ヴァサゴの過去
ヴァサゴはヒスパニックの母と日系の父の間に生まれ、義母兄の腎臓提供のためだけ育てられました。
サンフランシスコのスラム街で生活をしていましたが、15歳になったときにドナーとなる代わりに父に条件を出し日本へと移住します。
しかし日本に在留する資格を得ることができず、韓国の裏組織に拾われ、リアルの世界での暗殺者でした。
SAOから解放されてから韓国系の組織が報酬を渋り、その組織を潰して報酬を強奪。
その後再びアメリカに戻り、グロージェンに潜り込むとSAOでの経験を活かして安定した生活を手に入れました。
ヴァサゴがSAOに参加した経緯
ヴァサゴはSAOに参加しログアウト不能のデスゲームに2年間囚われていましたが、最初から参加していて閉じ込められたのではありません。
組織が狙っていたターゲットが事件に巻き込まれてしまったため、組織から命令され、途中から参加したプレイヤーです。
また組織からシステムログが残るため、ターゲットを直接PKすることを禁止されたり、ヴァサゴはこれまでゲームの経験がなくいきなり仮想フルダイブ型のゲームにログインさせられるはめになりました。
ヴァサゴはこれまで命令されたら拒否権はなく従って生きてきましたが、SAOにログイン後アジア人への憎悪を自覚しターゲット以外にも多くのプレイヤーを死に追いやりました。
またギルドが肥大化し運営するのがめんどうになったヴァサゴはギルドの情報を攻略組に売り掃討させ、その後キリトやアスナたちを糾弾しようと企んでいましたが、直ぐにゲームがクリアされてしまいました。
感情のままに振舞い生きていた楽園が無くなり、ヴァサゴはゲームがクリアされたことで虚無感を感じ、もう一度あの世界に戻りたいと渇望しています。
ヴァサゴがUWにダイブした経緯
グロージェンに所属していたとはいえ、ヴァサゴの立場は過去にいわくのあるもので、使い捨ての契約社員です。
そのためオーシャン・タートルの襲撃チームに選ばれ、日本語が話せたことで言語が日本語に設定されているUWにガブリエル・ミラーと共にダイブすることになりました。
最初はガブリエルの指示の元、暗黒騎士のアカウントでログインし、任務達成のために行動していましたが、途中で現れたアスナによって天命を全損し、強制ログアウトさせられてしまいます。
ヴァサゴの目的
ヴァサゴの目的は黒の剣士と閃光の殺害にあります。
UW内でアバターの天命を全損させてから、リアルでももう一度殺害しようと目論んでいます。
しかしUW内で再会した黒の剣士は心身を喪失し、車椅子に乗った状態で、ヴァサゴはキリトが意識を取り戻させるためにキリトの仲間を虐殺しようと周りを扇動します。
PoH(プー)とは?
SAO PoH普通にカッコいいよねwww pic.twitter.com/MpXUgL9hif
— RonieのMAD部屋 (@Ronie0077) April 24, 2018
ヴァサゴはゲーム経験がなかったために、アバター名を自分の本名の由来のマイナーな悪魔『Prince of Hell』からとってPoHとしています。
組織からPKを禁止されていたこともあり、PoHの行動は基本的に周りを扇動するというもので、例えるならネットでいう煽りを行う悪質な荒らしです。
ヴァサゴの生死
ヴァサゴさん安定のかっこよさ(*´▽`*)
ベクタ様来ましたねwww#sao_anime pic.twitter.com/K41WYXuPvc— ちゃろ@SAO (@Aalis_SAO) October 26, 2019
ヴァサゴはUWにPoHとしてログイン後、アスナとの戦闘によって致命傷を受けますが、装備していた武器『友切包丁(メイト・チョッパー)』の効果で空間リソースを吸収し、自分の胸に穴が開いた状態で天命を回復させ行動を続けます。
復活したキリトによってヴァサゴは倒され、再ログインを防ぐために『夜空の剣』の記憶を流し込まれ、杉の樹に変えられてしまいました。
リアル側での襲撃チームのやらかしによって時間が500万倍を超えた超加速が行われ、数十年を過ごすことになります。
ヴァサゴはUWの影響でフラクトライト活性が徐々に低下し、30年経過後には知的活動が失われ、リアルの姿も老人のような白髪姿になって老衰し死亡したとされています。
しかし襲撃チームがオーシャン・タートルを脱出する際にヴァサゴの遺体が行方不明になっており、生死は不明です。
ヴァサゴの声優は小山剛志
明けて本日3月22日は、愛して愛してやまない愛犬マルの誕生日。
12歳になりました。
この年齢になると、めでたさよりも、あとどのくらい一緒にいられるのだろうかという、ある種切なさの方が上回ってしまいます。
この子に望む事はただ一つ。
1日でも長く生きてほしい。
ただそれだけ。 pic.twitter.com/BQElHa4Z18— 小山剛志 (@_higetter_) March 21, 2020
ヴァサゴのアニメ版の声を演じているのは小山剛志さんです。
ゲーム版では藤原啓治さんが演じています。
小山剛志さんの出演する有名作品は以下の通りです。
- 『∀ガンダム』でのフィル・アッカマン役
- 『うたわれるもの』でのクロウ役
- 『デュエル・マスターズ ビクトリー』での右近役
- 『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない』でのケニス役
- 『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』でのデリック・ロス役
小山剛志のプロフィール
名前 | 小山剛志(こやま つよし) |
出身 | 愛知県 |
生年月日 | 1967年10月4日 |
年齢 | 52歳 |
デビュー年 | 1999年『∀ガンダム』のフィル・アッカマン役 |
所属事務所 | アクロスエンタテインメント |
今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございます。