この記事では『ソード・アート・オンライン・アリシゼーション』の第○話のあらすじや感想や考察についてと、小説との違いなどについて書かせていただいております。
最終話までのネタバレはしておりませんが、1話の結末のネタバレは含まれておりますので、未視聴の方は下記UNEXTなどで、ご視聴ください
こちらにソードアートオンラインアリシゼーションの各話の感想や考察・解説記事に関して書かせていただいております。
第1話「北の地にて」あらすじ
アドミニストレータとの激闘から半年が過ぎた。右腕を失い、廃人のようになってしまったキリトを連れたアリスは、故郷であるルーリッド村のはずれで静かに暮らしていた。
彼と共に守った世界を眺め、これまでを思い返すアリス。
そんな彼女の前に、整合騎士の同僚であり、弟子でもあるエルドリエ・シンセシス・サーティワンが姿を見せる。
出典:TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」 公式サイト STORY より
考察と感想「アンダーワールド大戦編開幕!今度はアリスが主人公」
MBSにて第1話をご覧の皆様ありがとうございました。
第2話の放送もお楽しみに。#sao_anime pic.twitter.com/x8oMY1Fv3n
— アニメ ソードアート・オンライン 公式 (@sao_anime) October 12, 2019
第1話の感想
アリシゼーション編の後半が遂にスタートしました。
最初は原作小説と同じように現実サイドの物語から始まるのかなと予想していましたが、アニメではアンダーワールドでのアリスの生活からスタートしました。
原作小説ではアドミニストレータを倒したその後のセントラルカセドラルの再建がざざっと説明で終わっていましたが、アニメではその辺りが詳細に描写されており、わかりやすかったという印象です。
今回も原作小説と比較し解説を交えながら第1話を振り返っていきましょう。
アニメ第1話は原作小説では?
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アニメ第1話の内容は原作小説『ソードアート・オンライン15アリシゼーション・インベーティング』の36ページから98ページまでの内容です。
アリスのルーリッド村近郊で過ごす穏やかな生活とルーリッド村との関係、見回りにきたエルドリエからの説得が描かれています。
アニメ第1話は該当のページ数からわかるようにアニメオリジナルの演出も見られました。
ルーリッド村でアリスが住んでいる家
アリスはルーリッド村へ訪れてから、村長の父親ガスフトに挨拶をしましたが「罪人を村に置くことはできない」と言われてしまいます。
しかしセルカが遊びにきていることからアリスはキリトと共にルーリッド村近郊の小屋に住んでいます。
原作小説ではアリスの小屋はガリッタ老人から建て方を教わり、アリスが優先度の高い木を伐り集め1かた建てたと説明されています。
アリスは整合騎士の責務に背き人里離れた山奥で穏やかな生活を送っていることへの罪悪感とやがて訪れる最終負荷実験という終わりを知っており、自分が進むべき道を自分で選択することに迷っています。
何故月に1度なのか?
アリスがルーリッド村の住人であるバルボッサから白金樫を切り倒すという仕事を請け負っていましたが、バルボッサのセリフに「月に1度の取り決めであるが…」とありました。
アリスとキリトが山奥で生活しているとは言っても生活に現金が必要で仕事を請け負っているというのはアニメの描写でわかります。
しかし何故月に1度なのかは説明されていません。
アニメではそれでもアリスの力を借りようとバルボッサが勧誘を行っていましたが、アリスは「いえ、いま頂いている金額で十分ですから」と断っています。
この描写だけでもアリスがルーリッド村の悪意を向けてくる人と関わりたくないという理由がわかります。
原作小説ではそのままだとルーリッド村の男たちが際限なく力仕事を依頼してくるとセルカが忠告したため、農家から請け負う仕事は一軒につき月に1度とアリスは決めたとされています。
雨縁と滝刳
【MBS放送情報】
このあと26:38より第1話「北の地にて」放送スタートです。#sao_anime pic.twitter.com/YRlSIIhDiD— アニメ ソードアート・オンライン 公式 (@sao_anime) October 12, 2019
エルドリエがアリスの元へ訪れることができたのは実は2人の乗っている飛竜に由来します。
アニメでもアリスが飛竜を見て「雨縁(あまより)の兄竜、滝刳」というセリフがありました。
アリスの飛竜である雨縁と滝刳は兄妹竜です。
ちなみにですが雨縁は雌竜です。
アリスは目的を知っている
アニメでキリトに向かって「どうすればいいの?私は、どうすれば…」と涙を流していたアリスですが、彼女は既に「ワールド・エンド・オールターを目指せ」「東の大門から出て、ずっと南へ」とキリトが菊岡と交わした会話の一部を聞いており、自分が向かうべき場所を知っています。
しかし、これからやってくる最終負荷実験という世界の終わり、人界がダークテリトリーの軍勢に勝てるとは決して言えない状況であることなどに絶望し、更に自身がアドミニストレータによって作られた存在であることを知ってしまった。
ということで、命令がなくなった今自分1人だけで考えて行動しなければならないことに重圧を覚え、動けずに立ち止まってしまっています。
第1話の感想と解説は以上です。