2020年4月25日から放送される大人気作品ソードアートオンラインシリーズの第3期『ソードアート・オンラインーアリシゼーションーWar of Underworld』が放映されます。
前作までの登場人物が多数登場いたしますので、ここでは過去作「ソードアート・オンラインⅡ」の前半部分にあたる1話~14話の「ファントムバレット編」をまとめさせていただきます。
ソードアート・オンラインII「ファントムバレット編(1~14話)」あらすじ【ネタバレあり】
事件
2025年12月、SAO事件から約一年の月日が経過し桐ケ谷和人は現実世界の日常生活を送っていた。
ある日、桐ケ谷和人はSAO事件の対策チームのリーダーだった菊岡誠二郎に呼び出されていた。彼は総務省に所属しVRMMOにおける事件や犯罪を追っている。
彼の話によると《ガンゲイル・オンライン》(以下、GGO)というゲーム内で『死銃(デスガン)』と名乗るプレイヤーに撃たれた有名プレイヤーが次々と心不全を起こすという事件が起こっているという。
ゲーム内の銃撃により現実のプレイヤー本人の心臓を止めるという事とSAO事件に似た感覚を得た二人だったがその可能性はないと推測する。
そこでこの事件の真実を明らかにするために菊岡は桐ケ谷和人に調査を依頼する。
桐ケ谷和人は再びキリトとして命をかけたゲームへ足を踏み入れるのだった。
出会い
GGOにログインしたキリトは初めてきた世界の街に迷い道を聞こうと声を掛けたのがシノンだった。
彼女の案内で装備を整えるキリトだったがこれまで『剣の世界』で過ごしていた為、銃に関して知識や興味があまりなく、彼女におすすめはしないと言われながらも、ゲーム内ではほぼ誰も使うものがいないフォトンソードをメインアームとして選ぶ。
彼女に親切にいろいろなことを教えてもらい、他の装備を選んでもらったキリトは一気に名をあげるため、最強のガンナーを決める大会『バレット・オブ・バレッツ(BOB)』にエントリーするのだった。
バレット・オブ・バレッツ予選トーナメント
予選トーナメントは一対一で行われ、決勝にまで勝ち残れば、バトルロイヤル方式の本選へ出場することができる。
バトルフィールドは1km四方のスクエア、気象や地形はランダムで生成され、相手と最低500m離れた位置からスタートし勝者のみが勝ち上がることができる。
キリトは『死銃』を見つけ出す為に、シノンは強者を倒し自身にも強さを獲得する為にそれぞれの戦いがはじまり二人はトーナメントを勝ち進んでいくのだった。
一回戦が終わった後に謎の人物からキリトは「お前は本物なのか?」と声を掛けられる。
キリトの見せた剣技、出場に置いて登録したKiritoというプレイヤー名を見て謎の男は声を掛けてきたらしい。
謎の男の腕にSAO時代で波乱を巻き起こしたギルドのエンブレムを発見しキリトは驚愕し、謎の男は「本物ならいつか殺す」と言い残し立ち去るのだった。
今もなお苦しめられているSAOでのトラウマ
SAO時代に犯罪行為やPKを繰り返し看過できない存在となったラフィン・コフィンを攻略組を主体に掃討する作戦があった。
レッドプレイヤーである犯罪者集団と戦うことでキリト自身も手を汚すことに。
謎の男との会話でその出来事を想起し、キリトはその過去に苛まれながらもあの謎の男の声が『死銃』と名乗る人物と同じだということに気づく。
BOB予選決勝
それぞれに予選を勝ち残り予選トーナメントの決勝で戦う事となったキリトとシノン。
しかしキリトは目的が本選に出場することだけでこれ以上戦う理由がないと戦意を喪失していた。
シノンの言葉により仮想世界で生きる意味を思い出したキリトは彼女と改めて決闘を行うのだった。
BOB本選
参加者30人による同一マップでの遭遇戦。
開始位置はランダムだがどのプレイヤーとも最低1000mの距離がある。
マップ全体も直径10㎞の円形で都市や砂漠、森林などの複合ステージ。15分に1回上空を監視衛星が通過するという設定があり、その際に全プレイヤーに配布されているサテライトスキャン端末にプレイヤー全員の位置情報が送信される。
このルールの元にBOB本選はバトルロイヤル形式でそれぞれが戦うこととなる。
キリトは『死銃』を探し出すという目的の他に、シノンと本気の真剣勝負をすることを誓い本選を戦うこととなる―――。
ハズであったが、戦闘中に『死銃』を名乗る謎の男が他のプレイヤーを銃撃するのをシノンと目撃し、キリトはシノンと共闘することとなる。
死銃との戦い
死銃のプレイヤー名が不明であったためサテライトスキャンによりプレイヤーの目星をつけ強襲しようとしたキリトとシノン。
キリトが近距離で戦いシノンが遠距離からバックアップするという作戦をたて別れた二人だったが、予想を外しシノンが逆に死銃から襲撃されてしまう。
死銃が構えた拳銃『黒星・五四式』を見たシノンはトラウマがフラッシュバックし発作を起こしてしまう。
危機一髪のところでキリトの助けが間に合い死銃からの逃走劇へと発展する。
キリトがたどり着いた死銃事件の推察
一時的に退避した砂漠地帯にある洞窟の中で自暴自棄になったシノンはキリトに感情を爆発させる。
落ち着きを取り戻したシノンはキリトとお互いのもつ過去のトラウマを共有し、過去に囚われ続けるのではなく受け止めることが必要だとキリトが自分の考えを告げる。
キリトとシノンが話をする中で先ほどでの戦闘で死銃の不自然さに気づいたキリトは死銃は現実世界に共犯者がいるという結論に至る。
それと同時に先ほど死銃に拳銃で撃たれかけたシノンは現実世界で眠るシノンの部屋に死銃の共犯者がいるという結論に至ってしまう。
決着
シノンが置かれた危機的状況を打破するにはBOBに出場しているプレイヤーの死銃を倒すしかなくなったキリトとシノン。
キリトを囮にしてシノンが死銃のスナイパーライフルを無力化し、キリトはフォトンソードで死銃は銃に仕込んでいたエストックを使い近接戦闘を行う。
キリトが死銃の名前を思い出しその名を呼んだことで敵が怯み、状況を見守っていたシノンが機転を利かした援護によって大きな隙が生じ辛くも死銃を倒すことに成功する。
死銃にばかり気を取られ最後の二人となってしまっていたキリトとシノンはBOB本選も終わらせようとするのだったが意外な決着となるのだった。
現実世界へ帰還
シノンがGOGからログアウトし現実世界に帰還した。
シノンこと朝田詩乃は自分の部屋の中に侵入者がいないかと部屋中を確認するが杞憂に終わる。
そんなところへ友人の新川恭二が優勝のお祝いをしたいと訪れる。
話を聞くうちに新川が錯乱し死銃の実行犯であることが発覚、更に朝田詩乃と共に無理心中を図ろうとしたところ桐ケ谷和人が駆け付け抵抗の末事なきを得た。
後日、桐ケ谷和人と朝田詩乃は死銃事件の真相を聞く為に菊岡誠二郎の会いにいくのだった。
最後に
という事で今回はソードアート・オンラインⅡファントムバレット編について書かせて抱きました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。