この記事ではソードアート・オンライン―アリシゼーション―のアンダーワールド大戦編に相当するアニメ20話以降のキリトとアスナの最終回までの結末を紹介します。
また本記事の内容は書籍版の18巻までの内容となっており、その後については触れません。
2人の状況
アニメ20話でキリトとガブリエルとのバトルが描かれました。
戦う前に襲撃者たちがUWの時間加速を行ったため、最終加速フェーズに突入してしまい、菊岡から連絡があり、キリトはガブリエルを10分以内に倒しアリスを連れて脱出しなければならないという厳しい条件を突きつけられてしまいます。
比嘉の予想では200年という時間は魂の寿命を超えており、もし脱出できなかった場合は仮にラースが外部からSTLの切断処置を行ってもしっかりと意識がある保証はないとのことです。
菊岡から残り時間を聞いてからキリトは10分以内にコンソールにてログアウトをする予定でしたが、ガブリエルの力が強大だったため時間を過ぎてしまいUWに取り残されることになってしまいました。
唯一の救いがアスナも自分の意志でUWに残ってくれたため、2人でUWの中で長い時を過ごすことになります。
200年の記憶を削除
キリトとアスナが目を覚ますのはオーシャン・タートルの事件から安全なラース六本木支部に搬送されて3週間後のことです。
目を覚ましてから2人は多くを語らず、キリトがアリスにセルカがディープ・フリーズ状態で待っていることを告げて、比嘉に200年間の記憶を削除するようにお願いします。
比嘉は独断でキリトのフラクトライトをコピーし、2人の記憶を削除。
その後キリトのフラクトライトのコピーを自宅へ持ち帰り、稼働実験を行います。[ad]
200年の間に2人が行ったこと
キリトの記憶が削除されてしまっているので、戦後の活動は断片的にしかわかりません。
UWにアスナと共に取り残されたキリトは、戦場のレンリと合流した後、部隊を再編し東の大門に戻ります。
それから残った整合騎士たちと再会し、シェータからイスカーンのメッセージを受け取ります。
メッセージは暗黒界軍は軍を引き、戦後処理を終えたら人界と講和を結びたいというものでした。
ベルクーリを失ってしまった後公理教会の立て直しをファナティオと共に行うなど忙しい日々を過ごし、イスカーンとの和睦会議に臨んだところでキリトの記憶は途絶えています。
コピーされたキリトはアスナのことと王妃と呼ぶため、キリトが王となり長い間UWを統治していたことがわかります。
コピーされたキリト
比嘉が独断でコピーしたキリトですが、比嘉の行動を予想しており、コピーされた際の行動をあらかじめアスナと話し合っていました。
アスナだけがコピーされた場合は直ぐに削除してもらい、2人がコピーされた場合はリアルとUWの融和のために使う。
そしてキリトだけが複製された場合はUWのためだけに戦うと比嘉に宣言します。
ライトキューブが格納されているオーシャン・タートルは事件後、国の管轄となり管理されているそうです。
そのためUWはエネルギー、ハードウェア、メンテナンス、ネットワークというあらゆる保守管理をリアル側に任せており、自分たちで行うことができません。
もし誰かの意向で勝手にUWを消去してしまうことも可能であるとキリトは指摘し、あらゆる干渉を排除するために戦い始めます。
UWの存続のためにキリトは茅場の協力を仰ぐようです。
再び冒険へ
現実世界で意識が戻り、身体も復調したキリトとアスナ。
ただのAIでなく1つの生命として議論の的となり、存在の認知を広げるアリス。
3人は200年経過したUWからメッセージが届き、その真相を確かめるために、再びダイブします。
3人がダイブした先は宇宙空間。
UWに整合騎士はいるものの、その存在は大きく変わり、機竜という名の機体に乗り、戦場を大気圏外に換え、宇宙獣との戦いに明け暮れていました。
整合騎士のスティカ・ストリーネンとローランネイ・アラベルは宇宙獣出現の報を受けて、機竜を翔け、出動したところ心意を放ち戦う3人と出会い、新しい物語が始まるのでした。
新しい冒険はムーンクレイドル編に続きます。
今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございます。