ソードアート・オンライン―アリシゼーション・WOUアニメ3話感想と考察「和平案が通ったら俺結婚するんだ」

この記事では『ソード・アート・オンライン・アリシゼーションWar of Underworld』の第3話のあらすじや感想や考察についてと、小説との違いなどについて書かせていただいております。

最終話までのネタバレはしておりませんが、3話の結末のネタバレは含まれておりますので、未視聴の方は下記UNEXTなどで、ご視聴ください

ソードアートオンラインアリシゼーションの各話の感想や考察・解説記事に関して書かせていただいております。

ソードアート・オンライン―アリシゼーション・War of Underworld第3話「最終負荷実験」あらすじ

《オーシャン・タートル》を襲撃した謎の組織――それはアメリカ国家安全保障局の極秘任務を受けた特殊工作部隊だった。

部隊を率いるリーダーのガブリエルは、過去にキリトやシノンと交戦したことがあり…。

《ソウル・トランスレーション・テクノロジー》で造られた人工の魂《A.L.I.C.E》=アリス強奪を狙うガブリエルは、《アンダーワールド》内にいるアリスを探し出すため、ある秘策を試みる。

出典:TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」 公式サイト STORY より

第3話の感想「和平案が通ったら俺結婚するんだ」

第3話は主に現実世界の襲撃側ガブリエル・ミラーが中心に襲撃の背景と実行に移ったその後、どのようにしてアンダーワールドから『ALICE』を奪還するかという行動方針が決定されるまでが描かれていました。

これまで原作小説では最初に書かれているガブリエル・ミラーという人物像がアニメでも少しだけですが明かされ、明確な敵の存在が明らかになったと思います。

後はやはり現実世界側の干渉はアンダーワールドで起こっている事柄とは無縁で、暗黒騎士シャスターの和平案が挙げられています。

原作小説を読んでいる私ですが、アンダーワールドでも人が生き1派閥を築きあげているのは結構驚きました。

アドミニストレータが存在していなければ人界側もあのように有力な派閥が多数存在し最終負荷実験に対して会議を行っていたでしょう。

個人的にシャスターというキャラクターは好きなのですが、完全にフラグを建ててしまっていてアニメで改めてみると少し笑ってしまいました。

今回もアニメ第3話について原作小説と比較しながら解説や感想を挟んでいきたいと思います。

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アニメ第3話は原作小説では?

アニメ第3話の内容は原作小説『ソードアート・オンライン15アリシゼーション・インベーティング』の10ページ~34ページと142ページ~186ページまでの内容です。

襲撃者サイド、オーシャン・タートルサイド、シオンとサトライザーの関係、アンダーワールドの暗黒界がそれぞれ描かれています。

原作小説の第15巻は最初に襲撃者をまとめるガブリエル・ミラーについて書かれています。

アニメではこの部分が描かれないまま、アリスのその後の話から入ったのですがここへきて描写されていました。

ただし原作小説に書かれていること全てではなく、ガブリエル・ミラーが襲撃側に加わった経緯だけにとどまっています。

原作小説では彼の持つ独特の魂の価値観と歪みまでが書かれているのですが、この部分については後々明かされるのかなと考えています。

オーシャン・タートルもアスナがアンダーワールドにキリトに声を掛けるためダイブすることが決定し現実世界側から最終負荷実験への干渉が行われます。

シオンとサトライザー

シオンとサトライザーの関係ですが、アニメで描かれていたのは最近のBoBでの試合の一幕です。

シオンは単身出場したBoBでサトライザーに負けたことがあり、またその負け方も銃によるものではなく、接近された揚げ句に一方的にやられてしまいました。

傭兵会社のCEOを務めるガブリエル・ミラーですが、仮想世界でもサトライザーというアバターを持ち、シオンを上回る実力を持っていることがわかります。

襲撃者は烏合の衆

襲撃者側が第3話で描写されていましたが、軍隊のような統率のとれている部隊ではなく、ガルリエル・ミラーが経営するグローバルDSのいつでも切ることができる契約社員だけで固められています。

指揮官にガブリエル・ミラー自らがついていますが、作戦参加者に自分の地位を明かしてはいません。

そのためヴァサゴからは「兄弟(ブロ)」などと呼ばれていますが、地位を明らかにしていなくてもガブリエル・ミラーの統率力によって襲撃者たちは彼をリーダーとして認めています。

暗黒騎士シャスターの和平案

アニメ第3話でアンダーワールドの暗黒界側にある暗黒騎士の長シャスターが人界と和平を結ぼうとしている描写がありました。

原作小説ではこの辺りが結構丁寧に描写されており、シャスターには好感を持ってしまうのですが…。

セリフによるフラグもあったように皇帝ベクタと暗黒騎士が現実世界から急遽イレギュラーとして出現するため暗黒界側でも急激な動きがあるのですが、第4話でどのように描かれるのかが楽しみですね。

第3話の感想と解説は以上です。

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