この記事では『ソード・アート・オンライン・アリシゼーションWar of Underworld』の第5話のあらすじや感想や考察についてと、小説との違いなどについて書かせていただいております。
最終話までのネタバレはしておりませんが、5話の結末のネタバレは含まれておりますので、未視聴の方は下記UNEXTなどで、ご視聴ください
ソードアートオンラインアリシゼーションの各話の感想や考察・解説記事に関して書かせていただいております。
ソードアートオンラインアリシゼーション War of Underworld 第5話「開戦前夜」あらすじ
第5話をご覧いただきありがとうございました!
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人界とダークテリトリーを隔てる《東の大門》。そのすぐそばまで、闇の軍勢が迫ってきた。
人々のために戦うことを決意したアリスは、キリトを連れて人界軍に合流する。
しかし圧倒的なダークテリトリー軍の兵力に比べ、人界軍で戦闘可能な整合騎士は、わずか十三人しかいなかった。
絶対的劣勢の中、前線でも廃人同様のキリトを帯同するかどうか迷うアリスだったが……。
出典:TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」 公式サイト STORY より
第5話の感想や原作小説との違いアリスの変身とエルドリエ
MBSにて第5話をご覧の皆様ありがとうございました!
第6話の放送もお楽しみに!#sao_anime pic.twitter.com/4kCpuwHd4b
— アニメ ソードアート・オンライン 公式 (@sao_anime) November 9, 2019
『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』第5話では東の大門に集った人界側の守備軍とアリスが合流し決戦準備を整えるという展開が描かれていました。
ティニエとロニエとの再会や軍議の席ではソルティリーナとゴルゴロッソの顔もありましたね。
また整合騎士の再調整のことを話している場面ではシェータの話がカットされていましたが、軍議の場には『War of Underworld』から参戦する整合騎士シェータとレンリの姿も見られました。
今回もアニメ第5話について原作小説と比較しながら解説や感想を挟んでいきたいと思います。
アニメ第5話は原作小説では?
アニメ第5話の内容は原作小説『ソードアート・オンライン15アリシゼーション・インベーティング』の228ページ~245ページと270ページ~329ページまでの内容です。
これまでもそうでしたが、原作小説の該当巻のページ数が飛ばし飛ばしになっているかというと原作小説第15巻は人界側とダークテリトリー側が交互に描写されており、アニメでは回毎にどちらかでまとめて描写されているからです。
今回は人界側の描写でした。
少し解説が必要な部分やカット部分もありましたので今回も解説を行っていきます。
エルドリエからのキリトの指摘
キリトを連れて戦場へとやってきたアリスを見てエルドリエが「なりませぬ」と意見をしているシーンですが、アニメでは自然な流れで普通の指摘をしているように見えますが、実はこのシーンは少しだけおかしいところがあります。
とは言っても原作通りの表現なんですけどね…。
本来ならばエルドリエは師であるアリスに歯向かうという行動をとりません。
しかしこのシーンでエルドリエはベルクーリの仲裁があるまで自分の意見を曲げずにいました。
右目の封印を破ってはいないのでエルドリエは明確には逆らったという行為をしていないのですが、これまでのアリスを妄信する態度から自分で考え意見するようになりました。
原作小説ではこの変化にアリスは驚き、原因はキリトとユージオと接触したことにあるとしています。
シェータが目覚めているという情報はカット
アニメではエルドリエがアリスからの整合騎士の人数は?という質問に答えていましたが、原作小説ではアリスとベルクーリの会話の中で明かされます。
そしてアニメではカットされていましたが、再調整中の整合騎士の中で凍結処分されていた《無音》のシェータが1人覚醒していることが明かされています。
また整合騎士も16人が大戦に参加しますが、うち14人の半数以上が神器を持っておらず、完全武装支配術を使えません。
整合騎士が神器をもらう経緯についてはレンリがメインストーリーに絡んできたときに明かされると思いますのでここでは言及しませんが、人界の戦力はかなり貧弱です。
アニオリ展開アリスの変身の原作小説との違い
ティーゼとロニエとキリトが再会し、ティーゼが青薔薇の剣からユージオの声を聞いて涙するというシーンがありました。
原作小説ではその様子をみてアリスが青薔薇の剣にユージオの心意が宿っているのではと推測し、キリトがいればもっと明確な答えをくれるのにと考える心理描写があります。
それから気を取り直してアリスが2人に声をかけて終わりなのですが、アニメではアリスが心意を使って自分の姿を変えてみせ2人を励ますというアニメオリジナルの展開がありました。
キリトが対人戦において極度の集中を行って数秒程度できていた芸当ですので、アリスがそうほいほいと姿が変わるほどの心意を使えるものなのかと考えてしまいました。
またアリスのセリフに「体は心の入れ物に過ぎません」というものがありましたが、現実的ではフラクトライトに魂だけが格納され、身体はデータと存在しているアリスがどこかでそのリアルを悟っているようだったと印象深かったです。
アリスがエルドリエの心を折る
アリスがエルドリエに感謝の気持ちを伝えるシーンがありました。
アリス自身整合騎士がどのように作られ、自身が偽りの存在であると思っているため、まだ家族が生きているであろうエルドリエに生き残り愛する人を取り戻せと伝えました。
今後戦場でエルドリエが陥っている状況が描写されると思いますので、ネタバレにならないように先の事は伏せますが、ここでアリスの為に行動してきたエルドリエの心が折れてしまいました。
第5話の感想と解説は以上です。